クオンのエラーコードは、メーターの表示と整備用DTCを区別して確認します。車載の故障診断画面は確認できますが、番号だけで故障部品を確定する一覧としては使えません。
「クオン エラーコード 一覧」を探すときは、最初に車両の型式・車台番号と表示原文をそろえます。画面に出た機器名、コード、状態を分けて残すと、適用する資料と整備先へ伝える内容が決まります。

本記事は、UDクオン掲載第20版の取扱説明書の冊子5-16〜5-17と、UDクオン取扱説明書索引を参照しています。索引で現車に合う版を選び、第20版の画面を全世代共通の操作と読み替えないでください。
以下では、表示の見分け方から資料の選定、消去前に残す情報、整備先へ渡す確認票まで整理します。リセットと修理完了の違いを先に確認する場合は、【トラックのエンジン警告灯リセット】手順と注意点も参照できます。
クオンのエラーコードはどこに表示される?

確認先は、警告が出たメーター、車載の故障診断画面、整備用の診断機器です。それぞれの情報の範囲は同じとは限りません。どこで読んだ表示かを記録の先頭に書くと、画面の文言と整備結果を取り違えずに相談できます。
メーター
メーターでは、警告灯の色・点灯か点滅か・メッセージを一組として残します。「エラーが出た」だけでは、警告マークなのか、数値を含む診断表示なのかが伝わりません。番号を探す前に、まず表示全体を記録します。
安全に停車してから、画面全体と文字が読める近接写真を撮ります。停止を求める表示や制動・操舵の異常がある場合は、番号探しより取扱説明書の警告指示と救援の手配を優先します。走行しながら画面を切り替えて撮影しないでください。
メーターの判断ポイント
表示の写真にコードが写っていなくても、警告マークとメッセージは相談の材料になります。「コード未確認」と「異常なし」は別です。画面が切り替わった場合は、見えた文言と確認できなかった部分を分けて伝えます。
故障診断画面
掲載第20版の冊子5-16では、メニューのメンテナンス画面から故障診断を確認する構成が示されています。故障診断画面には「ECU&DTCリスト」があり、冊子5-17に、搭載された電子制御部品の不具合を確認する項目として説明されています。
これは当該版で確認できる画面構成です。現車のメニューが違う場合は、操作を推測して進めず、対象版に戻ります。同じメンテナンス画面にある整備点検情報などを、故障コードの一覧と取り違えないことも必要です。
| 項目・対象 | 条件と具体的情報 | 判断への使い方 |
|---|---|---|
| メーター | 警告の色、マーク、点灯状態、メッセージ原文を記録。 | まず警告内容と発生時の状況を伝える。 |
| 故障診断画面 | 第20版の例はメンテナンス内の故障診断とECU&DTCリスト。 | 現車に適用する版で表示項目を照合する。 |
| 整備機器 | 対応する機器で車両のECUへアクセスして得る診断情報。 | 画面写真と取得結果を分け、取得元を付記する。 |
整備機器
整備用スキャンツールは、車載メニューとは別の診断手段です。UDの公開資料では、ECUへアクセスする専用ツールと、修理情報・配線図などの点検整備情報が案内されています。対応車両や使用条件があるため、どの市販機器でも同じ情報を読めるとは限りません。
故障診断画面の具体例
記入形式の例は「取得元:車載画面/画面名:故障診断/機器名:画面原文/コード:写真参照」です。整備機器で取得した結果は別欄に記します。この形式は編集上の提案で、メーカー指定の帳票ではありません。
車台番号と取説版を合わせて診断画面を読む

車台番号を公式索引の対象範囲に照合してから、その車両用の取説で診断画面を読みます。初度登録年や「クオン」という車名だけで第20版を選ばず、現車と一致する資料を先に特定してください。
車台番号
車検証等で車台番号と型式を確認し、車載の資料とも照合します。公式の取説索引は「車体番号」の表記で範囲を分け、カーゴ等と除雪車の案内を分けています。相談時は、番号の末尾だけを抜き出さず、文字部分を含めて整備先へ伝えます。
掲載第20版PDFにつながる索引の範囲は、確認日時点でカーゴ等の「JNCU-83083〜」です。これは索引上の対応関係で、除雪車や範囲外の車両へそのまま当てはめる条件ではありません。索引に該当する案内がないときは、手元の取説やUDの整備先で確認します。
車台番号の判断ポイント
同じ会社にある別のクオンでも、車台番号が違えば参照する取説が変わる可能性があります。配車時の管理番号と車台番号は分けて記録し、運転者が交代しても「どの車両の表示か」を照合できる形にします。
対象版
資料には、URLだけでなく版を識別する情報と参照ページを残します。今回の参照PDFには「Issued: April 2023」「24534522」の記載があり、故障診断の説明はPDFの99〜100ページ、冊子の5-16〜5-17です。PDFの通しページと冊子番号は区別します。
新しい発行年月の資料を見つけても、現車への適用が先です。対象版が違う場合は、画面名が似ていても操作順や搭載項目まで同じとみなせません。車内の取説とウェブ版が食い違うときは、どちらを適用するか整備先に照会します。
| 項目・対象 | 条件と具体的情報 | 判断への使い方 |
|---|---|---|
| 車台番号 | 車検証等の番号全体を公式索引の対象範囲に照合する。 | 現車に合う取説を選ぶための基準。 |
| 対象版 | 資料番号24534522、発行表記April 2023は今回の参照資料。 | 現車用資料の番号・発行表記も記録し、差を確認する。 |
| 表示項目 | 第20版の例は故障診断内のECU&DTCリスト。 | 項目が見つからなければ、未確認として照会する。 |
表示項目
現車で読めた画面名と項目名は、そのまま転記します。資料と同じ項目がある場合でも、表示されていない状態情報を想像で埋めないでください。「表示なし」「未確認」「読み取れず」を分けると、整備先が不足情報を判断しやすくなります。
対象版の具体例
照会メモは「公式索引で選んだPDFの資料番号/見た冊子ページ/現車の画面名」の組で残せます。資料の画面と現車が違うときは、差のある項目名も添えます。似た画面を根拠に別版の操作を続けないための記録です。
- ✅ 車台番号と車両仕様を、公式索引の該当範囲・区分に照合する。
- ✅ 現車用の資料番号・発行表記と、冊子の参照ページを控える。
- ✅ 故障診断画面で読めた項目と未確認の項目を分けて残す。
警告マーク自体の意味を先に探したい場合は、UDクオンの警告灯一覧メーター表示・色と確認する資料で表示から資料を選んでください。
エラー表示・ECU・DTCの違い

エラー表示は見えている情報、ECUは電子制御装置、DTCは診断に使う故障コードです。機器名・コード原文・状態を別に記録し、コードに部品名が関連していても、その部品の交換が確定したと読み替えないでください。
機器名
ECUはElectronic Control Unit、DTCはDiagnostic Trouble Codeの略称です。コードだけを抜き出すと、どの制御装置に関する情報だったのかが失われます。画面に機器名や装置名がある場合は、その表記とコードを対応させます。
機器名が略号で表示されていても、推測した日本語の部品名に置き換えず原文を残します。車載クレーンを搭載している場合も、車両メーターの表示とクレーン側の表示を別欄にします。表示元が違えば、照会する資料と相談先も変わります。
機器名の判断ポイント
「ECUと出たのでECU本体が故障」とは判断できません。装置名は、どの系統の情報を読んだかを示す手掛かりです。交換部品を決める前に、整備先へ装置名とコードの組を渡し、必要な確認項目を判断してもらいます。
コード原文
コードは、英字・数字・桁数・区切り・末尾まで写真と照合して転記します。似た文字を読み違えたり、末尾を省いたりすると別の情報になるおそれがあります。読み取れない文字は、検索結果に合わせて補完せず、不明箇所として明記します。
検索される「C114315」「C108715」について、本記事では対象ECUと適用資料に基づく意味を確認できていないため、故障名を断定しません。これらが現車に出た場合も、番号だけを送らず、画面全体・機器名・車両情報を一組にして照会します。
| 項目・対象 | 条件と具体的情報 | 判断への使い方 |
|---|---|---|
| 機器名 | 画面に出たECU・装置名を原文で記録。車両側か架装側かも区別。 | コードの取得元を特定する。 |
| コード原文 | 先頭文字から末尾まで転記し、写真と突き合わせる。 | 読み取れない部分を推測で埋めない。 |
| 状態 | 現在・履歴などの表記がある場合はそのまま記録。見えなければ未確認。 | 部品故障の確定とは分ける。 |
状態
診断情報の状態は、確認した画面や機器が示す表記を使います。「現在」「履歴」等の名称があっても、対象装置と資料を照合せず意味を一律に決めません。写真を撮った時刻と、整備機器で取得した時刻が違う場合は、別時点の記録として扱います。
運転者が感じた「加速しにくい」と、診断機器が示した状態も区別します。前者は症状、後者は取得情報です。両者を並べることで照会の材料は増えますが、片方だけからもう片方を推定した記録にはしないことが大切です。
コード原文の具体例
原文の転記に自信がなければ「機器名は判読できる/コード末尾は判読できない/近接写真あり」と伝えます。読めない末尾を削った短い番号を検索し、最初に見つかった故障名で欄を埋める方法は避けてください。
エラーコード一覧の資料の選び方

資料は、車両仕様・制御装置・出所が現車と一致するものを選びます。番号が一致する非公式一覧だけで原因を決めず、運転者向けの取説と、整備で使う診断・修理情報の役割を分けてください。
車両仕様
検索結果の車名が同じでも、年式、型式、搭載エンジン、制御装置の適用が違えば、その説明を現車へ流用できるとは限りません。車両の情報は車検証等と現車資料からそろえ、記事に書かれた条件と照らして読みます。
「別のクオンでこの部品を交換した」という事例は、相談時に紹介する参考情報にはなります。ただし、その車両の点検結果まで現車で再現したことにはなりません。読者側で部品を決める資料とせず、整備先への質問を作る用途にとどめます。
車両仕様の判断ポイント
検索で見つけた説明に対象型式や装置名の記載がない場合は、適用不明として扱います。「番号が似ている」だけで採用せず、現車に使える説明かどうかを照会します。採用しない理由を残せば、同じ情報への戻り読みも減らせます。
制御装置
取扱説明書は、運転者が確認する表示や取扱いを知る入口です。一方、診断結果から点検箇所や修理方法を決めるには、対象装置に対応する整備情報が必要になります。第20版の故障診断ページを、全DTCの定義表や配線点検手順として使うことはできません。
UDは専用スキャンツール・点検整備情報を別に案内しています。現車の対応状況と必要な診断を整備先へ確認し、取得したコードと、診断によって判明した原因を分けて説明してもらいます。
| 項目・対象 | 条件と具体的情報 | 判断への使い方 |
|---|---|---|
| 車両仕様 | 型式・車台番号・エンジン等の適用条件が一致する資料を選ぶ。 | 車名だけで適用を決めない。 |
| 制御装置 | コードが表示された機器名と、資料の対象装置を照合する。 | 車両メーター用とクレーン用の説明を分ける。 |
| 出所 | 公式取説は表示確認用。診断・修理は対応する整備情報で確認。 | 出典のない番号一覧は、原因確定の根拠にしない。 |
エンジン警告の再点灯や他の表示が同時に出ている場合は、クオンのエンジン警告灯再点灯・併発表示と点検前の確認で併発症状の整理を進められます。
出所
出所の確認では、メーカー名、資料名、資料番号、発行表記、該当ページを見ます。検索画面の短い抜粋だけでは、適用条件や前後の注意書きが欠けることがあります。本文を開けなかった資料は「未確認」とし、読んだ資料と区別してください。
確認した情報には「表示の説明」「整備先から得た診断結果」「自分の推測」の区分を付けると整理できます。推測を書き残す場合も、そのまま修理依頼の部品名にしないことが、不要な部品指定や相談内容の取り違えを防ぐ助けになります。
制御装置の具体例
メーターに出た文字列とクレーン操作器に出た文字列が似ていても、同じ一覧で調べません。「表示元/装置名/参照した資料名」を並べ、車両側は車両の整備先、架装側は該当メーカーの資料で適用を確かめます。
診断前の消去で失わない記録

診断前は、写真・発生履歴・点検結果を保存し、記録を消す操作を先に行わないでください。表示が消えたこと、原因を修理したこと、検査の条件を満たすことはそれぞれ別の判断です。
写真
写真は、安全な停車後に表示全体と文字の近接を残します。撮影日時、撮影時の走行距離、エンジン始動前か始動後かなども添えます。警告が先に消えた場合は「撮影時は消灯」と記し、後から別の表示を当時のものとして扱わないでください。
撮り直しのために再発させようと走行する必要はありません。撮れなかった情報は未取得で構いません。停止を指示する表示がある場面では、その指示に従うことを先にし、写真をそろえるために対応を遅らせないようにします。
写真の判断ポイント
画面だけを切り抜いた画像に加え、どの表示画面か分かる写真も残すと照会しやすくなります。相談用に文字へ転記した後も元画像は保存します。転記ミスや、後から必要になった周辺表示を確認できるためです。
履歴
履歴は、初めて気付いた日時、発生場面、再び見た日時、直前の整備等を時系列にします。「何回出たか」は観察した回数として記載し、ECUが保持する故障発生回数と同じものとして扱わないでください。
以下は記録方法を示す架空例です。10月20日8時10分の始動後と、10月22日15時20分の停車後に表示を見た場合、運転者が確認した表示機会は計2回です。これは故障率や正常範囲、ECU内の検出回数を示す数値ではありません。
| 項目・対象 | 条件と具体的情報 | 判断への使い方 |
|---|---|---|
| 写真 | 架空例:10月20日8時10分、始動後の表示写真を保存。 | 表示原文を見返すための記録。実車の測定値ではない。 |
| 履歴 | 架空例:10月22日15時20分に再確認。観察した機会は計2回。 | 観察回数とECUの検出回数を区別する。 |
| 点検結果 | 架空例:10月23日9時に入庫。診断結果は受領待ち。 | 未取得の原因や交換部品を、結果欄に記入しない。 |
点検結果
点検後は、取得したコード、確認した原因、実施作業、再確認の結果を整備先から受け取ります。コードの消去を行った場合は、実施時点と、その前に診断情報を保存したかも確認します。消去で失われる情報の範囲は、現車と使用機器の条件に応じて照会します。
国土交通省の点検整備の種類では、車載式故障診断装置の結果をスキャンツールや識別表示で点検するOBD点検が説明されています。警告が消えたという観察だけを、点検の実施記録や検査の適合結果の代わりにはできません。
履歴の具体例
入庫前後の記録は別行にします。「入庫前:表示あり」「整備先の取得結果:受領した原文」「作業後:確認した結果」と並べる形式です。途中の欄が未取得なら空想でつながず、未受領と書いて後から追記します。
- ✅ 表示写真・原文と、確認した日時や走行距離を保存する。
- ✅ 発生場面と運転者が観察した回数を、診断機器の情報と分ける。
- ✅ 消去前の情報保存と、点検・作業後の確認結果を整備先に依頼する。
整備先へ渡すコード確認票

整備先には、車両情報、表示原文、発生場面をまとめた確認票を渡します。運転者が見た事実と整備側の診断結果を分け、まず原因の確認と、入庫までの対応について相談してください。
車両情報
車両情報には、型式・車台番号・初度登録年月・走行距離・参照した取説を記載します。クレーンなどの架装がある場合は、表示が車両側か架装側かを明記し、架装側の症状もあるときはメーカー・型式も付けます。必要事項は相談先の案内に合わせます。
確認票は、最初に連絡した人だけでなく、入庫を受け付ける担当者にも同じ内容を渡せるようにします。口頭で追加された情報は元の記録に追記し、誰がいつ確認した内容かが分かるようにしておくと、引継ぎの際も説明がそろいます。
車両情報の判断ポイント
電話で「いつものクオン」と説明する場合も、確認票には車台番号を記載します。複数台を使う現場では、写真の保存先と車両の管理番号も対応させます。車台番号を含む資料は、整備先への必要な共有に使います。
表示原文
表示原文は、画面名・機器名・コード・状態・併発表示を組にします。整備機器の取得結果がある場合は、取得日、機器や報告書を識別できる情報も付けます。「運転者の写真」と「整備機器の取得結果」を一つの出所にまとめないことが要点です。
次の表は、相談用に情報をそろえるための照会票です。繰り返す不調について既に見積りが出ていて、休車期間や今後の用途も検討する段階では、診断情報に見積書・作業範囲を組み合わせて、その後の使用計画を比較します。
| 項目・対象 | 条件と具体的情報 | 判断への使い方 |
|---|---|---|
| 車両情報 | 型式/車台番号/初度登録年月/走行距離/取説資料番号。架装は別記。 | 整備先が対象車両と適用資料を特定する。 |
| 表示原文 | 取得元/画面名/機器名/コード全文/状態/写真/併発表示。 | コード解釈に必要な不足情報を整備先へ照会する。 |
| 発生場面 | 確認日時/始動前後・走行時等/症状/直前の整備/消去等の実施有無。 | 再現条件の手掛かりと、入庫前後の変化を分ける。 |
不調が繰り返し、修理見積り・休車期間・今後の用途を比較する必要がある場合は、トラックの修理と買い替え見積り・休車と今後の費用を比較で検討項目を整理できます。単発のコードだけで更新の要否は決めません。
発生場面
発生場面は「朝の始動直後」「積載走行中に気付いた」「停車後も表示が続いた」など、実際に分かる範囲で記します。速度や温度を見ていなかった場合は未確認とし、後からそれらしい数値を足しません。点検のために危険な再現を試みる必要もありません。
相談時は「この情報で対象を特定できるか」「追加で必要な表示は何か」「現状から入庫・搬送をどう手配するか」を確認します。原因の特定前に、交換部品や修理金額を確定するのではなく、まず診断に必要な情報をそろえる流れです。
表示原文の具体例
連絡文は「車両情報を添付します。車載の故障診断画面で表示を確認し、原文写真を保存しています。機器名とコードの解釈、追加で必要な情報、入庫までの対応を教えてください」とすると、診断と次の行動を相談できます。
修理と更新の比較を進め、故障・架装の状態を整理して現状査定も比較材料にする場合に限り、故障・架装の状態を伝えた現状査定の確認事項を参照してください。査定額や売却の有利さはコードだけでは判断できません。
クオン エラーコード一覧のよくある質問
一覧だけで原因は確定できず、車載表示と整備機器の情報も同一とは限りません。診断前に消去を試すのではなく、現車に合う資料と取得元をそろえることが、次の確認へ進む基準です。
エラーコード一覧だけで原因は分かる?
原因の候補を絞る材料にはなっても、一覧だけで交換部品までは確定できません。型式・装置・資料の適用を合わせ、コードが示す内容を対象車両の診断情報で確認する必要があります。
「番号が一致したから同じ部品」という結論に進まず、整備先へは原文の写真を渡します。対象ECUや意味を公式資料で確認できないコードは、未確認として扱います。本記事でもC114315・C108715の意味を推測で補ってはいません。
車載表示と整備用DTCは同じ?
同じとは限りません。車載画面で確認できる項目と、対応するスキャンツールが取得する情報は、取得元と確認時点を分けて扱います。整備機器で得られる具体的な項目は、対象車両・装置・使用機器の対応条件によります。
車載画面の情報が少ない場合は「異常がない」と結論づけず、その画面で確認できた範囲を伝えます。整備先の報告と表記が違ったときも、どちらが誤りかを先に決めず、取得元と日時を照合してください。
診断前にコードを消してよい?
診断前は自己判断で消去せず、先に記録を残して整備先へ相談してください。消去が必要な場合も、保存すべき情報や実施時点を整備側で判断してもらいます。バッテリーの脱着を、番号を消すための代替操作として勧めることもしません。
自然に消灯した場合は、その事実と時刻を追記します。消灯は観察結果であり、原因解消の診断結果ではありません。修理後の確認と、必要な点検・検査の判断は、それぞれの条件に沿って確かめます。
取り違えやすい担当の境界
このページの確認票は、故障コードの照会に必要な情報をそろえるものです。警告の色やマークから資料を探す判断と、診断結果から点検・修理を決める判断を分ければ、番号の検索だけで原因を決めずに相談できます。
まとめ|クオン エラーコード一覧の次の確認
クオンのエラーコードは、表示元と現車の適用資料を合わせ、コード原文を整備先へ渡して確認します。車載の故障診断画面は情報の入口であり、全コードの意味や交換部品を確定する一覧ではありません。
- ✅ 車両情報:型式・車台番号と、適用する取説をそろえる。
- ✅ 表示原文:機器名・コード・状態を写真と対応させて残す。
- ✅ 発生場面:日時・症状・履歴をまとめ、入庫までの対応を相談する。
読後に揃える情報と次の判断
整備先へ渡すのは、車両情報、車載表示の原文写真、発生場面をまとめた確認票です。現車用の取説で表示を照合し、意味が未確認のコードは対象ECUと合わせて照会します。消去や部品指定を先にせず、追加の診断と入庫方法を相談します。
表示が消えた後も、保存した写真と点検結果を関連付けて残します。取説は表示の確認、整備情報は診断・修理の検討に使い分けることで、同じ番号を繰り返し検索する前に、必要な情報をそろえられます。
参照資料(確認日:2026年10月25日)
- UDクオン掲載第20版取扱説明書:資料番号24534522、発行表記April 2023。冊子5-16〜5-17(PDF99〜100ページ)。
- UDクオン取扱説明書索引:車体番号の範囲と車両区分。
- UD専用スキャンツール・点検整備情報:公開案内および掲載詳細資料Ver.JS.20260401。
- 国土交通省・点検整備の種類:OBD点検と点検整備記録簿。


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