トラック3ヶ月点検を自社で行うには?実施条件・外注分担と管理表

トラックの点検場面と、対象周期・担当と設備・外注範囲を整理した説明図 トラック実務・保守運用

トラックの3ヶ月点検は、自社で必要な点検を確実に行える体制があれば実施できます。ただし、対象車両・担当者・設備・作業範囲を整理し、自社で対応できない項目と整備は外注に分担します。

全トラックが同じ周期ではありません。国土交通省「点検整備の種類」で用途別の周期を照合し、国土交通省「自動車特定整備事業について」で点検後の作業が特定整備に当たるかを分けて考えます。

対象車の照合、担当と設備の確認、不足分の外注を示した判断の流れ

「整備士がいるから全部できる」「自社の車だから認証は関係ない」という決め方は避けます。担当・資格確認・設備・外注範囲・予定を一緒に管理することで、未実施の項目や修理待ちを残したまま完了にする取り違えを防げます。

本記事では、自社運用を始める条件と社内管理表の作り方を説明します。点検項目や周期の全体像は、【トラックの3ヶ月点検】点検項目・費用目安・前倒しの注意点で確認できます。

自社トラックが3ヶ月点検の対象か

事業用貨物車と自家用中小型の点検周期を比較し、軽貨物などは別区分と注記した図

自社トラックが3ヶ月点検の対象かは、事業用・自家用の別と車両区分を車検証で確認して決めます。「会社で仕事に使う車」と、制度上の「事業用自動車」は同じ意味ではありません。まず車両ごとの適用を確定します。

用途

事業用の普通・小型貨物自動車は3ヶ月ごとの点検対象です。一方、自社製品や資材を運ぶ自家用トラックでは車両総重量などによって区分が変わります。軽貨物車は別区分なので、事業用という呼び方だけで一括登録しません。

車両一覧には、登録番号、用途、自家用・事業用の別、車両総重量、車台番号を転記します。リース車やレンタカーも、契約書の点検分担と法令上の対象を別々に把握すると、誰かが手配すると思い込む漏れを防げます。

用途の判断ポイント

自社所有かどうかだけでは周期は決まりません。配車用の呼び名とは別に、車検証の用途・自家用/事業用・車両総重量を台帳へ転記し、適用資料の区分と結び付けます。判断の根拠が残れば、担当交代時にも同じ条件で確認できます。

区分

国土交通省の点検・整備の手引(2025年7月8日最終改正)では、自家用貨物車などと事業用などの分類が示されています。一般的な自家用貨物車では車両総重量8トン以上か未満かが重要で、通称の「積載量○トン」と取り違えないでください。

一般的な貨物車の周期を登録するための照合表
項目・対象 条件と具体的情報 判断への使い方
用途 事業用の普通・小型貨物車は3ヶ月ごと。軽貨物は別区分。 車検証の区分を起点に対象を登録する。
区分 自家用貨物車は、軽自動車を除き総重量8トン以上なら3ヶ月、8トン未満なら6ヶ月ごと。 最大積載量ではなく車両総重量を使う。
周期 各区分には12ヶ月点検もある。被牽引車や特殊な用途は該当区分で照合する。 周期と対象様式をセットで決め、年間予定へ反映する。

周期

定期点検の周期を決めても、その日まで異常を放置してよいわけではありません。日常点検や運行中に不具合が出た車両は、予定とは別に対応します。稼働が少ない車両でも、点検全体を自由に省略できるとは扱いません。

区分の具体例

架空の入力例では、A車を「自家用・貨物・車両総重量7.5トン・6ヶ月区分」と登録します。これは当該条件での例で、7.5トンを最大積載量と読み替えてはいけません。架装変更や用途変更の際は、以前の周期をそのまま複写せず再判定します。

運用開始時は、同じ車名でも1台ずつ確認し、区分不明の車を「仮に3ヶ月」で処理しないことが基本です。確認者と確認日を残しておけば、車両入替えや営業所への移管時にも台帳の修正箇所が分かります。

自社点検と外注作業の分け方

社内で行う点検と外注で補う項目を分け、特定整備の認証確認を示した図

自社点検と外注は、点検項目・実際の作業・実施体制を照合して分けます。点検で状態を把握することと、部品の取外しや機能調整などを行うことは別です。点検の結果、必要になった整備まで自動的に社内担当へ任せないようにします。

点検項目

対象車の記録簿から項目を並べ、各項目に「社内実施」「外注実施」「適用確認中」を割り当てます。目視できる部分だけを選び、残りを空白にした点検を、3ヶ月点検全体の完了として扱ってはいけません。

点検項目の判断ポイント

外観で異常が見つからなかった場合でも、それだけで測定や機能確認が必要な別項目を完了にはできません。社内で行った項目と外注へ渡した項目を分け、未確認欄を管理者が拾える状態にしてから、点検全体の完了を判断します。

作業範囲

特定整備には従来の分解整備に加え、対象となるカメラ・レーダー等の調整などの電子制御装置整備があります。単に「電気を見る」「ブレーキを見る」では範囲が曖昧なので、何を取り外し、何を調整するかまで具体化します。

近畿運輸局の認証取得説明用資料・7ページは、有償・無償にかかわらず継続・反復して行う特定整備には、運送事業者の自家工場での整備も含まれると説明しています。自社車両なら認証不要と一律には判断できません。

点検と整備を分ける分担表
項目・対象 条件と具体的情報 判断への使い方
点検項目 対象様式に沿い、確認方法・必要機器・結果記録を決める。 社内で完結できる項目を明示する。
作業範囲 取外し・交換・機能調整が発生する場合は特定整備への該当性を照合する。 個人の資格と事業場の認証は別として判断する。
外注 対応車種・装置・認証範囲、納期、結果の返却方法を依頼先と合意する。 点検結果だけでなく、必要整備の実施主体も確定する。

外注

自社で条件を満たせない作業は、対象に対応した認証工場へ依頼します。判断が難しい場合は、車台番号、対象装置、予定する作業を整理して、運輸支局の整備担当部門やメーカーへ照会します。資格証だけで事業場の要件を満たしたことにはなりません。

持込みが難しい場合は、国土交通省の訪問特定整備制度に対応する認証工場へ相談する方法もあります。出張なら誰でも特定整備ができるわけではなく、対象作業、作業場所、実施体制を依頼先に確認します。

作業範囲の具体例

分担の例は「社内で外観確認と記録を行い、測定が必要な項目と発見した不具合の整備を工場へ依頼」です。依頼書には実施済み項目も添えます。工場が残り全部を引き受けたかを確認し、二重実施と項目の抜けを同時に防ぎます。

  • ✅ 対象様式の全項目に実施主体を割り当て、未実施項目を残さない。
  • ✅ 取外し・機能調整を含む作業は、特定整備の適用と認証範囲を照合する。
  • ✅ 外注先へ依頼項目と結果の返却方法を伝え、引受け内容を確認する。

実際に使う様式と記入記号の選び方は、トラック3ヶ月点検記録簿様式の選び方・記入例と管理で確認してください。

担当者・設備・資料を一覧にする

点検場のトラックと、担当の教育状況・機器の適合・現車の判定資料を示した説明図

担当者・設備・基準資料が項目ごとに揃った範囲を、自社点検の実施範囲にします。担当者の名前があるだけでは足りません。資格・経験・教育状況と、使える機器・参照資料を一緒に確認し、不足する項目は外注へ回します。

担当

「自動車整備士」「整備管理者」「認証工場の整備主任者」は役割が異なります。自社点検の実施者全員に一律の整備士資格が必要という整理にはなりませんが、資格が不要な確認でも、方法と判定基準を理解して実施する必要があります。

整備管理者の選任対象となる事業所では、その要件と権限を別途確認します。中部運輸局の整備管理者資料(2026年4〜6月期)も参照し、実施者、予定管理者、異常時の判断者を決めます。一人が兼ねる場合も、記録上の役割は区別します。

担当の判断ポイント

担当交代時は、資格証の写しだけでなく、担当できる車種・項目、教育日、代行者を引き継ぎます。「普段運転しているから点検も任せる」とせず、対象様式と判定資料を使って説明できる範囲を確認し、不足する部分は外注へ割り当てます。

設備

必要設備は、全車共通の買い物リストで決めません。対象項目の測定方法、車両重量、作業場所などから選びます。機器の名称だけでなく、測定範囲、管理状態、車種への適合を記録し、使用できない設備を「保有あり」で済ませないようにします。

作業場所の確保も設備管理の一部です。車両の大きさに合う区画、周囲の通行、照明、必要な補助者を項目別に確認します。場所や人員が確保できない日は、手順を省いて続けず、予定の変更または外注への切替えを管理者が決めます。

担当・資格確認・設備・外注範囲・予定の自社運用表
項目・対象 条件と具体的情報 判断への使い方
担当 社内運用例:実施者A、管理者B、代行者C。資格・教育記録の確認日も記載。 項目別の実施可否を管理者Bが確定する。
設備 使用機器名・適合車種・測定範囲・点検状態を設備台帳へ紐付ける。 機器なし・適合不明は外注とする。
基準資料 車台番号、年式・型式、メーカー資料名、版、参照箇所を記載。 別仕様の数値を転用せず、該当資料を開けるようにする。
外注範囲 工場名、連絡先、対象項目、認証範囲の確認結果を登録。 整備発生時にも同じ依頼先が対応できるか照会する。
予定・承認 予定日、外注予約、代行者、分担見直しの承認日を登録。 欠員や設備不良時に計画を組み直す。

設備の具体例

測定機器を保有していても、対象車の指定範囲を測れなければ使用可能とは登録しません。台帳には機器番号と確認結果を残し、不適合なら外注へ変更します。設備の購入判断は、その項目を何台・何回扱うかまで整理してから行います。

基準資料

資料は国交省の手引と現車のメンテナンスノートを起点に、必要なメーカー資料を揃えます。架装がある車両はシャシ側と架装側を分け、クレーンの点検をトラックの3ヶ月点検だけで代替した扱いにしません。

周期の制度は【トラックの法定点検とは】3・6・12ヶ月点検の違いと対象車、記録の扱いは【トラックの整備記録簿】書き方・保管期間・提出が必要な場面へ進んで確認できます。ここでは、誰がどの資料で判定したかを自社運用表へ残すことを優先してください。

予定・実施・整備完了を管理する

車輪を観察する点検場面と、予定・点検実施・整備終了を区別する管理図

予定日・点検実施日・必要整備の完了日は別々に管理します。予約済みでも点検済みではなく、点検を行って不具合が分かった段階でも必要整備が完了したとは限りません。管理表の状態と、実際の車両の状態を揃えます。

日常の異常報告から整備依頼までの受け渡しは、トラックの日常点検表をExcelで管理項目・記入例と異常の引継ぎを参照できます。ここでは、定期点検の予定と、その後の整備を車両番号で結び付ける運用に絞ります。

予定

車両ごとに前回の実施記録と適用周期を確認し、次の点検時期と社内予定日を設定します。工場の空きだけを基準にせず、配車、担当者、部品手配を先に調整し、計画が守れない見込みが出た時点で管理者へ連絡する流れにします。

予定表には「日付」と「実施主体」を併記します。年間予定の空欄は、予定なしなのか対象外なのかが区別できません。対象外の理由や調整中の状況も書き、月末に予定を作っただけで管理が終わらないようにします。

予定の判断ポイント

社内の予約締切を点検予定日より前に設けると、工場満車や担当者不在に対応しやすくなります。ただし、その締切は自社の運用ルールです。法定周期や、期限後でもよい猶予期間と混同せず、予定変更時には適用周期から再確認します。

実施

予定・実施・整備完了を追跡する記入例
項目・対象 条件と具体的情報 判断への使い方
予定 架空例:A車、社内点検予定11月5日、外注予約11月6日。実施欄は空欄。 予約済みと点検済みを分ける。日付は法定期限の例ではない。
実施 11月5日:社内分を実施。11月6日:外注分を実施、要整備1件。 実施者と結果記録を紐付け、未確認項目は未実施のまま残す。
完了 11月9日:必要整備完了。作業報告を受領し管理者が確認。 点検結果、整備結果、運行判断を分けて確認する。

点検時の総走行距離、実施者、結果、記録簿の保管場所を管理表に紐付けます。社内分と外注分が別日なら、それぞれの日付と範囲が分かるようにします。管理表の「済」だけでは、どの項目まで実施したかを説明できません。

実施の具体例

表のA車は、外注分の点検で要整備が見つかった例です。点検実施日はそのまま残し、別欄で「整備依頼中→作業完了→結果確認」と更新します。部品入荷待ちの間も完了にせず、運行の扱いは不具合の内容に基づき管理者と整備工場で判断します。

完了

完了確認は、請求書の受領だけで済ませません。依頼した項目と実施した作業が一致するか、未処置項目や再確認の指示がないかを作業報告と照合します。運行に支障がある不具合について、請求処理を待って判断する運用にはしないでください。

実施が遅れていたことに気付いた場合は、過去の日付で帳尻を合わせず、実際の日付と未実施の事実を残して手配します。担当者の失念だけで終えず、予約連絡の期限や代行者の設定など、次に漏らさない仕組みも修正します。

自社工数と外注費を同条件で比べる

1台2時間・時間単価3,000円・年4回から年間24,000円を求める仮定計算図

自社点検と外注の費用は、人件費・設備費・外注費・休車の影響を同じ範囲で比べます。自社の作業時間をゼロ円と置くと、設備の準備や記録作成に使う負担が見えなくなります。安さを比べる前に、双方が実施する項目を揃えます。

工数

工数には点検そのものに加え、準備、車両移動、記録、外注への引渡し、報告確認を含めます。初回は計画用の仮定値を置き、運用開始後に作業日報で見直すと、担当者による時間の違いや段取り待ちを分けて把握できます。

工数の判断ポイント

仮定の計画例は、1台2時間×社内時間単価3,000円×年4回=24,000円/年です。2時間は標準時間ではなく、4回は3ヶ月周期の対象車での計画値です。設備・外注・休車は別費目で、12ヶ月点検を含む実際の作業差も別途見積もります。

社内時間単価は、自社で設定する管理上の原価です。この計算を工場の料金相場や、自社点検の節約額とは読まないでください。年4回の枠に12ヶ月点検の回を含めるなら、同じ回を別枠で重複計上しないように整理します。

外注

費用比較に含める範囲
項目・対象 条件と具体的情報 判断への使い方
工数 点検・準備・記録・結果確認の時間を集計し、自社設定の時間単価を掛ける。 給与支払額だけで比較しない。他業務に使えない時間も把握する。
外注 点検料、追加測定、必要整備、部品、引取納車、税区分を分ける。 同じ実施範囲・同じ税込税別条件で見積書を比べる。
休車 入庫から返却までの時間、代車の手配、配車変更を把握する。 確定支出と仮定の機会損失を混ぜず、設備費も別に加える。

見積依頼では「3ヶ月点検一式」だけで終えず、対象車、希望日、社内実施分、工場への依頼分を添えます。追加整備の事前連絡条件も決めておけば、予定外の支出を管理できます。見積額が低くても必要項目が抜けていれば比較できません。

外注の具体例

外注候補を比べる際は、引取納車の有無と返却予定も揃えます。工場滞在が短くても、自社担当者が往復に時間を使うなら社内工数が増えます。点検料、移動負担、配車への影響を分けると、金額差の理由を具体的に説明できます。

休車

休車の負担は、実際に支払う代車代や外注輸送費と、売上機会への影響の仮定に分けます。売上の全額をそのまま損失として足すと過大になる場合があるため、自社の会計上の扱いと計算条件を明記して比較します。

  • ✅ 工数には点検だけでなく、準備・移動・記録・完了確認を含める。
  • ✅ 外注見積は作業範囲、部品、引取納車、税込税別を揃える。
  • ✅ 休車の確定支出と仮定の影響額を分け、同じ費用を二重計上しない。

必要整備が重なり継続保有の負担も検討する場合は、トラックの修理と買い替え見積り・休車と今後の費用を比較で同じ使用期間の費用を整理できます。

日常点検と記録簿の社内引継ぎ

車両のそばで観察内容を伝える場面と、異常報告・整備結果・未処置確認をつなぐ図

日常点検の異常から、定期点検の結果、整備完了までを車両単位で追えるようにします。定期点検の記録が揃っていても、運転者が報告した症状が未処置なら引継ぎは終わっていません。異常報告番号と作業報告を結び付けて管理します。

異常

異常報告は「調子が悪い」で止めず、発生日、走行距離、発生条件、警告表示、変化した音や漏れなどを記載します。原因を推測して断定するより、工場が現象を把握できる観察事実を渡した方が照会の往復を減らせます。

定期点検の予定が近くても、異常の対応日を機械的に先送りしません。運行への影響を判断する人と連絡先を社内で定め、継続して使えるか不明な車両は、管理者が工場へ照会するまで配車側でも状態が分かるようにします。

異常の判断ポイント

架空の報告例は「A車・朝の始動直後に警告表示、写真あり、当日担当へ連絡」です。ここで故障部品名を決めつけず、管理表に確認先と回答待ちの状態を残します。症状の再発がなくても、依頼の要否を誰が判断したかまで記録します。

記録簿

社内管理表、日常点検表、点検整備記録簿、工場の作業報告は、それぞれの役割を保って紐付けます。独自の管理表を作っただけで、必要な記録簿の記載を済ませたことにはなりません。ファイル名には車番と実施日を入れると探しやすくなります。

異常報告から結果確認までの引継ぎ表
項目・対象 条件と具体的情報 判断への使い方
異常 異常報告番号、車番、発生日、現象、報告者、判断者、依頼先を登録。 報告から依頼までの所在を追えるようにする。
記録簿 点検日・結果・整備概要等の記録と、作業報告の保管先を紐付ける。 管理表だけで法定記録を置き換えない。
完了確認 未処置、再確認の指示、結果確認者、確認日、配車への連絡を記録。 修理代の支払処理と、車両を使う判断を混同しない。

同じ不具合の再発や休車が続き、保有方針まで比較する場合は、トラックの修理と買い替え見積り・休車と今後の費用を比較を参照してください。通常の点検を行うだけで、買い替えを決める必要はありません。

記録簿の具体例

記録簿と工場報告を別々の場所に保存する場合は、管理表に両方の参照先を記載します。担当者の個人端末だけに保管せず、代行者も探せる場所へ揃えます。訂正時は理由と訂正者を残し、後から整備内容をたどれなくなる上書きを避けます。

完了確認

結果確認者は、依頼内容と報告を照合し、運転者へ「対応した内容」「残っている条件」「再発時の連絡先」を渡します。工場からの口頭説明だけで終わった場合も、社内で必要な情報を記録し、次の乗務者へ同じ内容が届くようにします。

管理表を定期的に見直すときは、「予約なし」「結果未受領」「要整備のまま」の車両を抽出します。すべてを完了件数にまとめるより、止まっている工程を分けた方が、予約担当・工場・管理者の誰へ連絡すべきかが明確になります。

トラック 3ヶ月点検 自社のよくある質問

迷いやすいのは、点検周期、特定整備との違い、完了日の扱いの3点です。自社で行える範囲を広げる前に、対象車の条件と未実施項目を確認してください。管理表は、できたことと残っていることの両方を示すために使います。

すべてのトラックが3ヶ月点検?

すべてのトラックが3ヶ月点検ではありません。用途や区分で異なり、一般的な自家用中小型貨物車は6ヶ月区分です。軽貨物車なども別扱いなので、会社で使っているという理由だけで3ヶ月に統一しないでください。

法定周期より短い社内確認日を設ける場合も、台帳では法定区分と社内予定を分けます。任意の確認を増やしたことによって、対象となる法定点検項目の実施や記録が不要になるわけではありません。

自社点検と特定整備は同じ?

自社点検と特定整備は同じではありません。点検は状態を確認する行為であり、その結果必要になる取外しや機能調整が特定整備に当たるかは、作業内容と対象装置によって判断します。

資格保有者がいることだけで会社の認証範囲が広がるわけではありません。分担表には個人の担当・資格確認と事業場の認証確認を別々に記入し、判断がつかない項目は対象作業を具体化して照会します。

予定日と整備完了日は分ける?

予定日と整備完了日は分けます。予定日は段取り、実施日は点検した事実、整備完了日は必要作業の終了を示すためです。不具合があれば点検後にも整備や確認が残り、実施済みだけで運行可能とは判断できません。

取り違えやすい担当の境界

資格欄、設備欄、予約欄のどれか一つが埋まっていても、自社実施の条件が揃ったとは限りません。項目ごとに担当・方法・判定資料・外注先を結び付け、未確認を正常と書かないことが、自社点検を始める際の基本です。

まとめ|トラック 3ヶ月点検 自社の次の確認

トラック3ヶ月点検の自社運用は、対象車の区分を確定し、担当・設備・作業範囲を揃えてから始めます。点検と特定整備を分け、条件が不足する項目を外注へ割り当てれば、社内で担う範囲を明確にできます。

読後に揃える情報と次の判断

最初に揃えるのは、車検証情報、対象の記録簿、担当者の資格・教育確認、使える設備、外注先、前回実施日です。これを自社運用表へまとめ、工場には車台番号と依頼項目を渡します。予約だけで終えず、結果の受領と必要整備の確認まで追跡します。

  • ✅ 異常報告を車両番号と結び付け、判断者・依頼先・対応状況を残す。
  • ✅ 記録簿と作業報告を管理表から参照できるようにする。
  • ✅ 未実施・未処置・結果未受領を解消し、完了確認者を記録する。

費用は点検料だけでなく、工数・設備・外注・休車を含む同じ条件で比較してください。まず1台分の分担と予定を作ると、自社で不足する準備と、外注へ渡す情報が具体的になります。

出典・確認資料(2026年10月26日確認)

社内運用表・担当者名・入力日・費用計算は説明用の設計例です。神奈川県のページは帳票案内として参照しており、「12ヶ月なら全車・全作業で認証工場必須」という一般化には用いていません。掲載Excelの内容を取得・検品したとは扱っていません。

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