C-40とRC-40の主な違いは、岩石からつくる砕石か、廃材を再利用した再生砕石かという原材料の区分です。ただし、注文では粒度・用途・設計指定まで照合する必要があり、「40」が同じでも同じ製品として置き換えられるとは限りません。
西城運輸砕石の供給者の路盤材製品区分では、C40とRC-40を分け、RC-40にも用途別の原材料の違いを示しています。和歌山建材リサイクルセンターの供給者の再生砕石製品案内でも、粒度・用途・使用する循環資源を製品ごとに確認できます。

この記事では、2026年10月24日に確認した掲載例を基に、名称の読み方から見積・注文までを整理します。数量を重量で手配する場合は、砕石の製品別密度と重量換算も併せて確認してください。
C40とRC40は指定用途と製品条件で選ぶ
C40とRC40は、原材料・粒度・指定用途を製品資料と照合して選びます。先に決めるのは、施工する場所に必要な材料条件です。その条件を満たす製品同士で、必要量や納品費用を比較すると注文内容がまとまります。
最初に決めるのは使う場所と指定材料
図面や仕様書に材料名がある場合は、その記載を出発点にします。材料指定がない場合は、駐車場の下地、道路の路盤、構造物の基礎下など、使用箇所と求める仕上がりを施工担当者へ伝え、候補を絞ります。
例えば「駐車場に砕石を入れたい」だけでは、表面に露出させるのか、舗装の下に入れるのかが伝わりません。材料を敷く工程と完成後の使い方を書き分けることで、供給者も製品案内のどの区分を示せばよいか判断しやすくなります。
見積書にC40、製品案内にC-40と書かれているときは、ハイフンの有無だけで別製品とも同一製品とも決めず、正式な製品名と粒度を確認します。電話では「40の砕石」と略さず、購入候補の名称と使用箇所を組み合わせて伝えるのが確実です。
この比較が当てはまる範囲
本記事は、購入する路盤材などの製品選択を扱います。必要な支持性能や施工厚、転圧方法を一律に決める資料ではありません。設計条件が未定なら、材料を注文する前に施工担当者と決めてください。
- ✅図面・仕様書にある材料名と使用箇所を控える。
- ✅候補製品の原材料・粒度・用途が分かる案内を用意する。
- ✅必要量をtで頼むのかm³で頼むのか、数量の状態も含めて整理する。
材料名が決まっていない段階の相談と、指定材料の納入依頼は分けましょう。前者は用途から候補を提案してもらう相談で、後者は指定に適合する製品を確認する依頼です。どちらの段階なのかを冒頭で伝えると、回答の行き違いを減らせます。
名称・粒度・原材料の違い

C-40とRC-40を見分ける基本は、原石を破砕した製品か、再生原材料を使った製品かという違いです。さらに、同じRC-40でも原材料の内訳や用途別の商品区分があるため、記号から分かる大枠と製品ごとの内容を分けて読みます。
製品記号と構成材料の違いは何か?
西海砕石はC-40をクラッシャーランとして掲載し、西城運輸砕石は路盤用砕石C40を案内しています。一方、RC-40は再生砕石の区分で掲載されています。名称の印象だけで判断せず、供給者がどの製品として扱っているかを確認してください。
| 確認項目 | C-40 | RC-40 | 製品資料での照合 |
|---|---|---|---|
| 製品区分 | クラッシャーランなどとして掲載 | 再生砕石として掲載 | 販売する製品の正式名を照合 |
| 原材料 | 西城運輸砕石は自社の石を硬質砂岩と案内 | 同社は用途別にアスファルト廃材・コンクリート廃材を用いる例を案内 | 同じ記号でも原材料の内訳を確認 |
| 粒度の掲載例 | 西城運輸砕石のC40は40〜0mm程度 | 同社のRC-40も40〜0mm程度 | 数値の範囲と粒度資料を確認 |
| 用途の見方 | 同社は下層路盤などへの利用を案内 | 路盤用・基礎用などの商品区分がある | 予定する施工箇所と指定仕様を照合 |
表の粒度は、西城運輸砕石の掲載例です。40〜0mm程度という案内は、粒の大きさが一種類に揃っているという意味ではありません。同社は細かな砂分や粉状の部分を含むことも説明しており、粗い粒だけを集めた材料とは区別して読む必要があります。
購入候補ごとに揃える資料
商品ページやカタログにある製品名、原材料、粒度表示を一組にして保存します。見積依頼には、その資料の画像やURLも添えると、似た名称の製品を取り違えにくくなります。
また、粒度の範囲を示す短い表記だけでは、各大きさの粒がどの割合で含まれるかまでは分かりません。設計側から粒度に関する要求があるなら、商品名の数字を読むだけで終わらせず、要求と照合できる資料を供給者へ求めます。
原材料と粒度は別の確認項目
「再生材かどうか」は材料の由来、「40〜0mm程度」は粒の大きさに関する案内です。粒度表示が似ていることを理由に、原材料の条件まで一致していると扱わないようにします。
問い合わせの回答が「RC-40です」だけなら、続けて「原材料は何ですか」「路盤用と基礎用の区分はありますか」と尋ねましょう。仕様書に再生材料に関する条件がある場合、その文面も示すと、供給者の製品説明と具体的に照合できます。
供給者の製品区分を読み取る

用途に指定があるときは、図面・仕様書の条件と、購入する製品の資料・証明を照合することを優先します。製品ページに用途が掲載されていることと、自分の工事の指定に適合していることは、分けて確かめる必要があります。
用途の指定があるとき何を優先するか?
確認する順序は、使用箇所と指定材料を押さえ、候補製品の名称・原材料・粒度を照合し、必要な証明資料が揃うか確認する流れです。不明点は供給者に製品情報を尋ね、その回答で指定を満たすかは設計者や工事の材料承認担当者へ確認します。
| 原材料・製品区分 | ;”>供給者の案内 | 用途確認の資料 |
|---|---|---|
| 西城運輸砕石の路盤用砕石C40 | 硬質砂岩を扱う供給者の製品。下層路盤などへの利用を掲載 | 当該製品の案内と工事の指定材料を照合 |
| 同社のRC-40・路盤用 | 再び破砕したアスファルト廃材を混ぜる製品として説明 | 路盤用という商品区分まで確認 |
| 同社のRC-40・基礎用 | 再び破砕したコンクリート廃材を混ぜる製品として説明 | 路盤用との原材料の違いを確認 |
| 和歌山建材リサイクルセンターのRC-40 | 循環資源をがれき類、用途を路盤材・裏込材として掲載 | 当該製品の用途・粒度と指定条件を照合 |
この表は、供給者が区別している製品を読み取るためのものです。全国のRC-40が同じ原材料の組合せだと示すものではありません。とくに「路盤用」「基礎用」のような補足が付く場合は、その部分まで見積書と発注書に残しておくと、確認した製品を特定しやすくなります。
用途の掲載は候補を絞る手掛かり
商品案内に自分の使用箇所と近い用途があれば、購入候補として相談できます。ただし、工事固有の要求がある場合は、その要求を製品資料で確認できるかが次の判断になります。
求める資料は工事の条件に合わせて整理します。製品の粒度を確認したいなら粒度の資料、指定された性能を確認したいならその試験結果など、どの要求を何で示すのかを先に決めます。資料名だけを大量に並べても、必要な項目が載っていなければ照合には使えません。
資料を受け取ったら、試験項目に加えて対象製品と製造拠点を確認しましょう。見積対象と異なる製品の資料では、その購入品についての説明になりません。発行日や対象期間に条件がある工事では、その条件も材料承認の担当者と揃えておきます。
他社の製品説明を購入品の証明にしない
本記事の掲載例は製品区分の理解に使い、実際の購入先には、その購入先の資料を依頼します。原材料や用途の説明を別の工場の製品へ移して記載せず、納入する製品を対象に回答してもらってください。
地域のリサイクル製品認定などが案内されている場合も、名称が似た別製品まで認定されているとは扱いません。工事でその認定が条件になっているなら、認定の対象製品や適用範囲を示す資料を求め、今回の納入品と対応しているかを確認する進め方が適切です。
同じ体積でも重量と見積条件を揃える

重量や価格を比べるときは、製品、数量の単位、材料の状態、税、引取・配送の条件を揃えます。同じ1m³でも、材料と空隙を含む状態が違えば重量は一致するとは限らず、円/tと円/m³の数値をそのまま比べることもできません。
重量や価格をどの単位で比べるか?
体積で必要量を求めた場合は、その体積が施工後の出来形なのか、運搬時のばら積み量なのかを明記します。重量で購入するなら、供給者にその製品と納入状態に対応する換算方法を尋ねます。C-40とRC-40に同じ密度を当てはめてよいと、名称だけから決めることはできません。
| 同じ体積で比べる条件 | 必要な製品値 | 価格比較の前提 |
|---|---|---|
| 納入時の体積を比べる | その製品のばら積み状態に対応する密度・換算条件 | m³の測定・算定方法を揃える |
| 施工後の体積から購入量を考える | 締固め後と納入時の数量の関係 | 施工担当者・供給者と必要量の扱いを確認 |
| 円/tと円/m³を比べる | 同じ製品・状態に対応した換算値 | 別材料の密度を借用しない |
| 工場渡しと配送込みを比べる | 製品値に加え配送の見積条件 | 運賃・税・数量・納入場所を揃える |
価格条件の違いは、実際の掲載表にも表れています。西海砕石の価格表では、2026年10月1日からのC-40を、工場渡し3,700円/m³、旧長崎市内への配達4,850円/m³として掲載しています。税区分は今回確認した本文からは明示を確認できず、見積時に照会する必要があります。
一方、明興業の砕石販売案内では、C40-0が6,485円/m³、RC40-0が1,200円/m³で、いずれも税別です。配達価格は別途問い合わせとなっています。この例の材料価格差だけで、別地域の工事の納入総額や全国の相場を決めることはできません。
比較するのは同じ場所へ納める条件
必要量を同じ単位で示し、材料費と配送に関する費用を分けて回答してもらいます。掲載価格の安い製品でも、工事の指定に合わなければ候補から外れるため、適合する候補の間で総額を比べます。
ここでいう工場渡しは、購入者側で引取を手配する条件として、配達付きの見積と区別して読みます。実際の見積では、どこで材料を受け渡すのか、運送を誰が手配するのかを確認してください。引取便の費用を含めずに配送込みの価格と比べると、支払額の比較がずれます。
「同じ1m³」と「同じ1t」を取り違えない
1m³は体積、1tは重量です。見積の数量欄と単価欄を一緒に読み、単位が違う場合は換算条件を明記して揃えます。係数が分からないまま、単価の数字だけで割安な方を選ばないでください。
- ✅必要量が納入時の量か、締固め後の量かを明記する。
- ✅t・m³の換算に使う製品と状態を供給者へ確認する。
- ✅見積の税・引取・配送条件を同じ基準へ揃える。
換算の式と入力条件を詳しく整理する場合は、立米とトンの換算式と密度の前提を確認してください。本記事ではC-40とRC-40の一律の重量や、締固めに伴う共通係数を設定せず、購入候補ごとの条件を見積に引き継ぎます。
設計指定と購入品の不一致を避ける

指定された材料と購入候補が異なる場合は、価格や「40」の一致だけで置き換えず、指定者と供給者へ照会します。供給者から材料の説明を受けることと、設計上の変更を認めてもらうことを分けると、判断する相手が明確になります。
例えば、図面にC-40とあるのに、見積にRC-40と書かれている場合は、そのまま注文せず差を確認します。再生材の使用が認められるのか、原材料や粒度に別の条件があるのかを指定者へ尋ね、供給者には購入候補の資料を依頼します。代替できるかどうかの回答を、材料名だけから先回りして決めないことが大切です。
| 設計指定 | 注文する製品情報 | 不一致時の照会 |
|---|---|---|
| C-40など製品区分の指定 | 見積・発注書の正式な製品名 | RC-40への変更は指定者へ確認 |
| 再生原材料に関する条件 | 原材料の説明と用途別の商品区分 | 供給者の回答資料を指定者へ提示 |
| 粒度に関する条件 | 製品案内・粒度を示す資料 | 要求する範囲と購入候補の資料を照合 |
| 品質を示す資料の指定 | 必要な項目を含む証明・試験資料 | 提出物と対象製品が条件を満たすか確認 |
照会時は、違っている箇所を一つずつ示すと回答が整理できます。「図面はC-40、見積はRC-40」「製品名は一致しているが原材料が不明」というように、分かっていることと不足していることを分けます。これにより、製品名の訂正で済むのか、材料の承認が必要なのかが見えやすくなります。
数量の変更と製品の変更を分けて伝える
施工面積が変わって必要量だけを増減するときと、材料そのものを変更するときは、依頼を分けます。数量を直す連絡の中で、製品区分まで無意識に変更しないように、正式名を残してください。
「同等品」と説明された場合も、何について同等なのかを尋ねます。使用箇所への適合、粒度、原材料の条件など、指定内容に対応する項目で回答してもらうと、確認した範囲が明確になります。単に安い、よく売れているといった説明だけでは、指定との一致を判断できません。
変更を認めてもらった場合は、承認された製品名や条件を見積・発注内容へ反映します。メールなどの記録と発注書の材料名が食い違ったままだと、後から確認するときにどちらを手配したのか分かりにくくなります。変更前の資料と混同しないよう、更新した日付も残しておくと便利です。
不足情報を誰へ聞くか
供給者には原材料・粒度・用意できる証明資料を尋ねます。指定者には、候補製品を採用できるか、追加提出や材料変更の手続が必要かを尋ねます。二者の回答を一組にして注文内容を確定します。
指定の読み方自体が分からない場合は、該当する図面の材料欄や仕様書の箇所を示して施工担当者へ相談してください。「C-40なら何でもよいのか」という抽象的な質問より、実際の記載と候補資料を並べる方が、今回の現場で必要な条件を確認しやすくなります。
証明資料と配送条件を確認して注文する

見積依頼には、正式な製品名、原材料・粒度、用途指定、必要量とその状態、配送条件を記載します。指定がある場合は資料を添え、数量や運送費に関する回答が、どの前提で出されたものかを見積書にも残してもらいます。
見積依頼にどの製品情報を書くか?
製品が決まっている場合は、正式名を最初に書き、その後に使用箇所と数量を続けます。まだ候補を選ぶ段階なら「C-40とRC-40のどちらが指定に合うか確認したい」と目的を書きます。供給者に材料選定を相談しているのか、指定品の見積を求めているのかが伝わる形にします。
| 注文項目 | 見積へ記載する条件 | 根拠資料 |
|---|---|---|
| 製品を特定する情報 | 正式名・原材料・粒度・用途別区分 | 商品案内、供給者からの回答 |
| 施工上の指定 | 使用箇所と要求条件を具体的に記載 | 図面・仕様書、必要な証明資料 |
| 必要量と単位 | tかm³か、納入時か締固め後か | 数量の計算書、確認した換算条件 |
| 配送・受渡し | 住所、希望日、進入・荷下ろし条件、分納の要否 | 現場案内図、供給者との配送確認 |
| 費用の範囲 | 材料費・運送費・税などの内訳 | 価格案内と今回の見積回答 |
証明資料は、注文時に必要か、納入までに提出する必要があるかも確認します。材料が到着してから資料不足に気付くと、採用可否の確認が後になるためです。工事側が求める提出時期と、供給者が用意できる時期を先に照合しておけば、材料の手配日も決めやすくなります。
必要量が面積と厚さから算出した体積なら、計算結果に加えてその体積の状態を伝えます。出来形の体積と購入量をそのまま同じと扱わず、施工担当者・供給者と納入量の決め方を確認してください。寸法の単位を揃える手順は、面積と厚さから立米を求める方法で整理しています。
一括納入と分納の比較条件
同じ材料でも、まとめて受け取る場合と複数回に分ける場合では配送条件が変わります。一度に置ける量や作業順序を施工担当者と確認し、納入回数を変えた見積が必要なら、その条件を明示して依頼します。
配送先は住所だけでなく、入口と荷下ろしを希望する場所も示しましょう。道路幅や曲がり角などの情報は現場図や写真で共有し、どの車両で配送できるかは供給者・運送担当者に確認します。購入量だけから特定の車格を指定せず、現場に合う配送計画を相談してください。
見積では、荷下ろし後の敷きならしや転圧まで依頼するのか、材料の納入だけなのかも書き分けます。希望する作業がある場合は、その対応可否と費用を別に尋ねます。材料を配達してもらう条件に施工まで含まれていると決めつけないことが、作業範囲の行き違いを防ぎます。
問い合わせに添える文章の例
「仕様書記載の材料名はC-40、使用箇所は舗装下の路盤です。添付資料に適合する製品と、必要な証明資料を確認したいです。数量の算定表と納入先の図を添付しますので、納入時の数量・単位、配送費、税区分を分けて見積をお願いします。」
複数社に依頼するときは、この基本条件を同じにします。回答の単位や配送範囲が違っていた場合は、比較前に再回答を依頼してください。見積の読み合わせを詳しく進めたい場合は、砕石の単位・運賃・税を揃えた見積比較が次の確認に役立ちます。
40の意味や品質保証で迷う質問
「40」は粒度表示を読む手掛かりになりますが、製品名だけでJIS適合、施工性能、締固め後の強度まで保証されるわけではありません。数字から分かる範囲と、資料や施工条件が必要な項目を分けると、質問すべき点が整理できます。
| 質問 | 名称から分かる範囲 | 品質・用途の確認 |
|---|---|---|
| 40mmの石だけが入っている? | 掲載例には40〜0mm程度、40mm以下という案内がある | 粒度の範囲と必要な粒度資料を確認 |
| C-40とRC-40なら同じ場所に使える? | 原材料や製品区分が異なる | 工事の指定と候補製品を照合 |
| RC-40はすべて同じ原材料? | 再生砕石という大枠を読む手掛かりになる | 供給者ごとの原材料・用途区分を確認 |
| 40という名称なら品質は保証される? | 数字だけでは適合を決められない | 必要な規格・品質条件を資料で確認 |
| RC-40の方が必ず安く済む? | 名称に納入費用の条件は含まれない | 適合する製品の数量・配送・税を揃えて比較 |
「40mm以下」と説明される製品でも、商品案内の一言だけから正式なふるい通過率の許容範囲を読み取ることはできません。設計で数値の判定が必要なときは、使用する基準と製品の資料を照合してください。本記事では、確認していない粒度基準の数値を追加していません。
見た目や価格だけで性能の上下を決めない
再生材料を使っていることだけから、今回の用途で性能が不足するとも、必ず十分だとも言えません。必要な性能を先に整理し、納入候補についてその条件を確認できる資料があるかを判断します。
「JIS適合品ですか」と聞く場合は、工事で求める規格や確認項目を特定して尋ねます。供給者の製品一覧に規格に関する説明があっても、掲載されている全製品について同じ適合が示されているとは限りません。今回買う製品が、その説明の対象かどうかを照合してください。
締固め後の仕上がりも、購入時の材料名だけから一つの強度値に決めることはできません。要求する仕上がりや施工条件は施工担当者に確認し、供給者の材料資料と役割を分けます。密度や施工後の性能が必要になったら、その値の対象と状態を明示して資料を求めましょう。
庭や駐車場など小規模な購入でも、材料の説明は省略しない方が相談が進みます。表面に使うのか、別の仕上げの下に使うのかを示し、外観上の希望があればそれも添えます。用途への適合と見た目の好みを混同せず、それぞれ回答してもらうと候補を選びやすくなります。
指定製品を確定して数量を手配する

注文は、指定に合う製品と比較単位を確定してから、数量・配送条件を揃えて進めます。C-40かRC-40かという二択だけで終えず、どの供給者のどの製品を、どの状態・単位で、どこへ納めるかまで一続きにして確認しましょう。
最初に図面・仕様書と製品資料を並べ、原材料、粒度、用途の条件が一致するかを確認します。一致しない点や資料不足があれば、供給者と指定者へ照会します。採用できる製品が決まった時点で、必要量の算定結果を渡し、納入時の数量へどうつなぐかを確認してください。
次に、見積の製品名と数量・単位を読み合わせ、配送先、希望日、荷下ろし場所、費用の範囲を確定します。発注時に数量や納入回数を変える場合は、前の見積がそのまま使えるかも尋ねます。条件が変わった箇所を明記すると、改訂された見積との差を確認しやすくなります。
- ✅指定者が採用できると確認した製品名と条件を発注書へ記載する。
- ✅必要量の状態・単位と配送条件、税区分を供給者と読み合わせる。
- ✅必要な証明資料と見積・発注・納品の記録を一組で保管する。
注文前に揃えておく情報
正式な製品名、原材料・粒度、使用箇所、指定への確認結果、必要量と状態、数量の単位、納入先・日程、費用の内訳を揃えます。未確定の項目は確認する相手を決め、回答を受けてから最終の発注内容へ反映してください。
納入時は、納品書に記載された製品名と数量・単位を発注内容と照合します。事前の回答と違う製品名が書かれていたり、数量の単位が変わっていたりした場合は、施工へ進める前に供給者と確認します。書類の表記だけで判断しにくいときも、どの製品を納めたのかを明確にしてもらいましょう。
今回の掲載価格や用途の案内は、製品選択の考え方を整理するための例です。実際の手配には、購入先が回答した製品条件と見積を使います。材料の適合、数量、納品条件を揃えれば、価格だけでは見えなかった見積の違いも読み取れるようになります。


コメント