【トラック事故報告書の書き方】基本構成と記入例

事故報告書を作成する机まわりの写真風イメージ トラック基礎

事故発生直後は対応が多く、事故報告書の「何を・どこまで・どう書くか」で迷いやすい状況になる。

結論:事実を時系列で、主観を入れずに書く。

本記事は、運送業・トラック事故に絞り、差し戻しや法的トラブルを避ける観点で「基本構成+記入例+NG表現の線引き」をセットで整理する。

  • ✅ 事故報告書に必須となる項目を漏れなく埋められる
  • ✅ 書いてよい内容と避けるべき表現の線引きを判断できる
  • ✅ 社内・保険・関係先説明で通用する内容かを自己点検できる

トラック事故の背景事情を整理してから報告書の記載内容を固めたい場合は、【トラックの事故】多い原因と防止策で、現場で起きやすい要因と再発防止の考え方を先に確認すると判断がぶれにくい。

著者:ユニック車ガイド編集部(運送・車両運用の実務目線)

執筆スタンス:安全・法規・業務リスクを最優先し、断定を避けて「事実整理と確認手順」で迷いを減らす。

監修条件(重要):本記事は事故の責任判断を行うものではなく、事故後の業務手続きとして「通る事故報告書」を作るための手順を整理する。過失割合・法的責任・行政判断の断定が必要な事項は、会社規程・保険会社・関係機関の指示を優先する。

  1. まず押さえるべき前提(なぜ事故報告書で迷うのか)
    1. 事故直後に起きがちな“書類の詰まり”
    2. 差し戻し・トラブルにつながる典型パターン
  2. 結論と判断軸(この2点で迷わない)
    1. 結論(短く言い切る)
    2. 判断軸(Decision Axis)
    3. 書く目的を固定する(誰が何に使うか)
  3. 事故報告書の基本構成(必須項目と優先順位)
    1. 基本構成(テンプレの骨格)
    2. 必須・準必須・任意(優先順位の付け方)
  4. 記入例で理解する(そのまま写さない“書き方の型”)
    1. 事故概要(良い例 / 悪い例)
    2. 時系列(箇条書きで崩れない書き方)
    3. 被害・損傷(過不足を防ぐ書き方)
    4. 原因と再発防止(“断定しない”で成立させる)
  5. 書いてよいこと・避けるべき表現(NG集→置き換え)
    1. 避けるべき表現(責任の断定・過失割合・推測)
    2. 安全な置き換え(事実+状況+確認予定)
    3. 反省文はどこに書くべきか(運用の分離)
  6. 提出先・運用ルール(社内用/対外用で変わる点)
    1. 誰に提出するか(典型)
    2. 社内用と対外用で“変えるべき点”
    3. 再提出を減らすチェックポイント(提出前の自己点検)
  7. 比較・実践セクション(チェックリスト/比較表/失敗例→回避策)
    1. チェックリスト(提出前30秒)
    2. 比較表(良い報告書 vs 差し戻される報告書)
    3. 失敗例→回避策(現場で起きがち)
  8. 費用感・レンタル/購入/外注の考え方(一般化しすぎず条件提示)
    1. 事故後に発生しやすい費用の要素(項目整理)
    2. 外注・専門対応が必要になりやすい場面(条件提示)
    3. 書類対応の負担を減らす運用(社内ルール化)
  9. 安全・法規・資格の注意(YMYL配慮:確認手順)
    1. 事故対応の“確認手順”を先に決める
    2. 断定しないためのルール
    3. 記録の扱い(証拠保全の観点)
  10. FAQ
    1. 事故報告書はいつまでに提出すべき?
    2. 反省や謝罪は書いた方がいい?
    3. 原因がはっきりしない場合はどう書く?
    4. 相手の主張が食い違うときは?
    5. 社内用と対外用で同じ文章を使ってよい?
  11. まとめ & CTA(要点→次の行動)
  12. 出典・参考情報

まず押さえるべき前提(なぜ事故報告書で迷うのか)

事実・確認事項・対応を時系列で整理する事故報告書の判断軸図解

事故直後に起きがちな“書類の詰まり”

結論:事故直後は対応が並行し、報告書の作成が後回しになりやすい。

理由:現場対応、連絡、保険、代車、運行調整が同時進行になり、情報が散らばるため。

補足:記憶が新しいうちに「時刻・場所・相手・写真・ドラレコ有無」をメモ化しておくと、後で清書する際に時系列が崩れにくい。

  • ✅ その場で書けない場合は「当日メモ→後で清書」の順にする
  • ✅ 連絡履歴は相手・時刻・要点だけでも残す

差し戻し・トラブルにつながる典型パターン

結論:主観や推測、責任の断定、時系列の欠落がある報告書は差し戻しになりやすい。

理由:社内外で共通利用する記録として、第三者が状況を再現できないため。

補足:トラック事故の報告書は、感情の整理ではなく「事実の記録」と「再発防止の材料」に役割がある。

  • ⚠️ 「100%こちらのミス」などの断定表現を入れる
  • ⚠️ 時刻が抜けて行動の順序が読めない
  • ✅ 必須項目(日時・場所・被害・対応)が抜けていないかを先に確認する

結論と判断軸(この2点で迷わない)

結論(短く言い切る)

結論:事実を時系列で、主観を入れずに書く。

理由:業務上・法的に問題が生じないためには、客観記録として成立する内容が必要になるため。

具体:「確認できた事実」「未確定の確認事項」「実施した対応」を分け、責任や過失割合を断定しない。

判断軸(Decision Axis)

結論:判断軸は主軸1つ+副軸2つで固定すると迷いが減る。

理由:報告書は読み手が複数になりやすく、基準が揺れると表現がブレるため。

具体:以下の基準に照らして、文章を短く直す。

判断内容
主軸 業務上・法的に問題が生じない内容か
副軸 第三者が読んでも事故状況を再現できるか
副軸 社内外で共通利用できるか

書く目的を固定する(誰が何に使うか)

結論:「社内」と「対外」で使う前提を分けると、書く範囲が決まる。

理由:社内は再発防止が中心、対外は客観記録としての説明が中心になるため。

具体:社内は運行管理・教育・再発防止の材料として使い、対外は保険対応や関係先説明で「断定を避けた記録」として扱う。

  • ✅ 社内:再発防止・運行管理・教育
  • ✅ 対外:保険対応・関係先説明(断定を避ける)

事故報告書の基本構成(必須項目と優先順位)

基本構成(テンプレの骨格)

結論:事故報告書は「基本情報→事故概要→時系列→被害→対応→連絡→原因(確認事項)→再発防止」の順にすると漏れにくい。

理由:第三者が事故状況を再現するためには、時系列と事実関係の骨格が必要になるため。

具体:以下の番号をそのまま骨格として使う。

  1. 🧩 基本情報(日時/場所/車両/運転者/天候/道路状況)
  2. 🧩 事故概要(何が起きたかを1〜2行)
  3. 🧩 時系列(発生前→発生→直後対応→連絡→処置)
  4. 🧩 損傷・被害(人/物/車両/積荷)
  5. 🧩 現場対応(警察/救護/誘導/二次災害防止)
  6. 🧩 関係者・連絡履歴(社内/荷主/保険/修理先など)
  7. 🧩 原因整理(事実ベース+確認事項)
  8. 🧩 再発防止(実行できる対策)

必須・準必須・任意(優先順位の付け方)

結論:必須が埋まっていれば報告書は成立し、準必須で差し戻しを減らせる。

理由:事故対応の記録として重要なのは、日時・場所・被害・対応・時系列の再現性であるため。

具体:優先順位を固定し、時間がない場合も必須から書く。

  • ✅ 必須:日時/場所/車両/運転者/時系列/被害/対応
  • ✅ 準必須:現場環境、関係者連絡、証拠(写真・ドラレコの有無)
  • 📌 任意:所感(必要なら別紙、本文に感情を混ぜない)

記入例で理解する(そのまま写さない“書き方の型”)

事故概要(良い例 / 悪い例)

結論:事故概要は短く、要素を揃えて客観的に書く。

理由:最初の1〜2行で状況が掴めないと、以降の時系列が読みにくくなるため。

具体:良い例は「日時・場所・何が起きたか」が揃い、悪い例は主観・断定が混ざる。

区分 記入例
良い例 ○月○日○時頃、○○市○○付近で運行中、自車両の左側面が路肩設備に接触し、物損が発生した(人身被害なし)。
悪い例 不注意でぶつけてしまい、完全に自分が悪い事故だった。

時系列(箇条書きで崩れない書き方)

結論:時系列は「時刻→行動→結果→次対応」の順で統一する。

理由:報告書の再現性は、時間の流れが読めるかどうかで決まるため。

具体:以下の型をテンプレとして使う。

  • ✅ ○時○分:運行開始(出発地:○○、目的地:○○)
  • ✅ ○時○分:○○付近で接触(接触対象:○○、速度:可能な範囲で記載)
  • ✅ ○時○分:安全確保(二次災害防止、停止位置確認)
  • ✅ ○時○分:通報・連絡(警察、会社、荷主、保険会社など)
  • ✅ ○時○分:現場対応(写真撮影、ドラレコ保全、相手方確認)

被害・損傷(過不足を防ぐ書き方)

結論:被害は「人身/物損/自車/積荷/周辺設備」に分けると抜けが減る。

理由:被害の範囲は後工程(修理・保険・関係先説明)に影響するため。

具体:確認できた範囲を記載し、未確認は確認予定として残す。

  • ✅ 人身:有/無(有の場合は救護・搬送の事実のみ)
  • ✅ 物損:相手設備・車両・物品の損傷箇所
  • ✅ 自車:損傷箇所(左側面、ミラー、バンパー等)
  • ✅ 積荷:損傷有無(未確認は確認予定)

原因と再発防止(“断定しない”で成立させる)

結論:原因は断定せず「確認できた事実+確認事項」に分け、再発防止は行動に落とす。

理由:断定は法的・業務的なリスクになり、再発防止は実行できなければ意味がないため。

具体:ドラレコや写真の確認前は「確認中」として書く。

  • ✅ 原因(事実):接触前後の状況、視認状況、道路状況など観測できた内容
  • ✅ 原因(確認事項):ドラレコ確認予定、現場写真確認予定、同乗者確認予定など
  • ✅ 再発防止:ルート選定、誘導手順、停止位置確認、周囲確認の手順化など

書いてよいこと・避けるべき表現(NG集→置き換え)

主観や断定や時系列欠落などNGを避ける分岐とチェックの図解

避けるべき表現(責任の断定・過失割合・推測)

結論:責任の断定や過失割合の表現、根拠のない推測は避ける。

理由:報告書は客観記録であり、断定は後工程の判断に影響しやすいから。

具体:以下のような言い切りは入れない。

  • ⚠️ 「100%こちらのミス」
  • ⚠️ 「相手が悪い」
  • ⚠️ 「〜に違いない」
  • ✅ 事実と確認事項を分けて書く

安全な置き換え(事実+状況+確認予定)

結論:断定を避けたい場合は「確認できた事実」「状況」「確認予定」を組み合わせる。

理由:客観性を保ちながら、必要な情報量を確保できるため。

具体:置き換えの型を固定する。

NG表現 安全な置き換え
完全に自分が悪い 接触が発生した事実を確認。詳細要因はドラレコ・写真で確認予定。
相手が悪い 相手方主張は聴取済み。自車の観測事実と相違点は整理し、確認事項として残す。
〜に違いない その場で確認できた範囲では〜が見られた。追加確認予定。

反省文はどこに書くべきか(運用の分離)

結論:報告書本文は「事実・対応・再発防止」を中心にし、反省は会社ルールに従って分ける。

理由:反省の文章は主観になりやすく、記録としての客観性を下げるため。

具体:所感欄や別紙がある場合のみ、運用ルールに従って記載する。

  • ✅ 本文:事実・対応・再発防止
  • 📌 反省・所感:会社規程に従い、別枠がある場合のみ

提出先・運用ルール(社内用/対外用で変わる点)

誰に提出するか(典型)

結論:提出先は会社規程が最優先になり、複数部署に回る前提で書くと安全。

理由:運行管理・安全担当・総務など、用途が異なる読み手が存在するため。

具体:一般的には上長、運行管理、安全担当、総務の順で共有されることが多い。

  • ✅ 上長
  • ✅ 運行管理
  • ✅ 安全担当
  • ✅ 総務

社内用と対外用で“変えるべき点”

結論:社内用と対外用は共通部分を維持しつつ、対外用は説明範囲を限定する。

理由:対外向けは責任断定・憶測・内部事情の詳細がトラブル要因になりやすいから。

具体:共通は「事実・時系列・対応」。対外は「断定を避け、内部事情の詳細を書かない」運用が安全。

  • ✅ 共通:事実・時系列・対応
  • ✅ 調整:対外向けは断定・憶測・内部事情の詳細を避ける

再提出を減らすチェックポイント(提出前の自己点検)

結論:提出前に「欠落・穴・抜け・漏れ・断定」を点検すると差し戻しが減る。

理由:差し戻しは情報の欠落と表現の危うさで発生しやすいため。

具体:以下の点検を固定する。

  • ✅ 5W1Hの欠落がないか
  • ✅ 時系列に穴がないか
  • ✅ 被害(人・物・車両・積荷)の抜けがないか
  • ✅ 連絡履歴(相手・時刻・要点)の漏れがないか
  • ✅ 断定表現(責任・過失割合・推測)が混ざっていないか

比較・実践セクション(チェックリスト/比較表/失敗例→回避策)

チェックリスト(提出前30秒)

結論:提出前の短いチェックで、差し戻しの大半は予防できる。

理由:抜け漏れと断定表現が、最もよくある修正ポイントになるため。

具体:以下の4点は毎回確認する。

  • ✅ 必須項目が埋まっているか
  • ✅ 主観・推測・責任断定が入っていないか
  • ✅ 第三者が再現できる時系列か
  • ✅ 写真・ドラレコ・現場メモの有無が明記されているか

比較表(良い報告書 vs 差し戻される報告書)

結論:良い報告書は客観性と再現性が揃い、差し戻し報告書は断定と欠落が目立つ。

理由:読み手が求めるのは「事実の再現」と「次の判断材料」だから。

具体:違いを表で固定する。

観点 良い報告書 差し戻される報告書
客観性 確認できた事実で記載 感情・反省・断定が混ざる
時系列 時刻付きで流れが読める 順序が入れ替わり、穴がある
用語の統一 対象・部位・相手を統一 呼び方が揺れて混乱する
確認事項の扱い 未確定は確認予定として分離 推測で言い切る
再発防止 行動に落ちた対策 気をつける等の抽象で終わる

失敗例→回避策(現場で起きがち)

結論:失敗例を先に知り、回避策を型にすると再発が減る。

理由:事故報告書のミスは、忙しさと情報散逸で起きやすいから。

具体:よくある2例は先に潰す。

  • ⚠️ 記憶頼みで後日作成 → ✅ 当日メモの型(時刻・場所・相手・写真)を固定
  • ⚠️ 反省で埋める → ✅ 再発防止は「行動」に落として記載

費用感・レンタル/購入/外注の考え方(一般化しすぎず条件提示)

事故後に発生しやすい費用の要素(項目整理)

結論:費用は金額で断定せず、項目を整理して見落としを減らす。

理由:事故の規模・保険条件・修理範囲で変動し、一般化した金額が判断を誤らせるため。

具体:以下は発生しやすい要素として整理する。

  • ✅ 修理(自車・相手設備)
  • ✅ レッカー・搬送
  • ✅ 代車
  • ✅ 休車に伴う影響(休車損など)
  • ✅ 積荷の損傷

外注・専門対応が必要になりやすい場面(条件提示)

結論:重大事故や関係者が多い場合は、社内だけで抱え込まず専門対応の条件を満たすか確認する。

理由:説明窓口が複数化すると、事実整理・連絡履歴・対外説明の整合が難しくなるため。

具体:以下に該当する場合は会社規程と保険会社の指示を優先する。

  • ✅ 人身事故
  • ✅ 重大な物損
  • ✅ 関係者が多数(荷主、施設管理者、第三者など)
  • ✅ 説明窓口が複数化している

書類対応の負担を減らす運用(社内ルール化)

結論:テンプレと保全手順をルール化すると、事故のたびに迷いが減る。

理由:事故対応は頻度が低く、毎回ゼロから考えるとミスが出やすいため。

具体:運用としては以下が効果的。

  • ✅ 事故報告書テンプレの共有
  • ✅ ドラレコ・写真の保全手順
  • ✅ 連絡ログ(相手・時刻・要点)の統一

安全・法規・資格の注意(YMYL配慮:確認手順)

事故対応の“確認手順”を先に決める

結論:過失割合や法的責任を断定しないためには、確認先と順序を先に決めておく必要がある。

理由:判断が必要な事項は会社規程・保険・関係機関の範囲に分かれ、独断の表現がリスクになりやすいため。

具体:以下の順序で確認すると整理しやすい。

  1. ✅ 会社規程(報告手順・書式・提出期限)
  2. ✅ 保険会社(提出書類・説明範囲の指示)
  3. ✅ 関係機関(必要な対応の確認)
  4. ✅ 社内決裁(対外文書の扱い)

断定しないためのルール

結論:過失割合・法的責任・行政判断は報告書本文で断定しない。

理由:報告書は判断の材料であり、判断そのものを確定させる文書ではないため。

具体:断定が必要な事項は「確認先へ委ねる」前提を明記し、本文は事実と確認事項に分ける。

  • ✅ 事実:確認できた内容
  • ✅ 確認事項:ドラレコ確認中、写真確認中など
  • ✅ 判断:会社規程・保険会社・関係機関の指示を優先

記録の扱い(証拠保全の観点)

結論:写真・ドラレコ・メモは「有無」「保全状況」「確認予定」を報告書に明記する。

理由:後から事実整理が必要になった場合に、確認できる材料が明確になるため。

具体:内容を断定せず、保全状況だけを書く。

  • ✅ 写真:有/無、撮影対象(車両損傷、相手設備、周囲状況)
  • ✅ ドラレコ:有/無、保全済み/確認予定
  • ✅ 現場メモ:有/無、時刻と連絡履歴を記録

追突事故のように、発生状況の整理と再発防止の観点が混ざりやすいケースは、【トラックの追突事故】原因と対策で、典型パターンと対策の切り分けを確認してから文章を整えると断定表現が入りにくい。

FAQ

事故報告書はいつまでに提出すべき?

結論:提出期限は会社規程が最優先になる。

理由:社内の報告フローや保険対応の手続きが会社ごとに異なるため。

具体:記憶が新しいうちに当日メモを作り、後で清書する運用が安全になる。

反省や謝罪は書いた方がいい?

結論:報告書本文は事実・対応・再発防止が中心になり、反省は会社ルールに従って分ける。

理由:反省の文章は主観になりやすく、客観記録としての価値が下がるため。

具体:所感欄や別紙の運用がある場合のみ、会社規程に従って記載する。

原因がはっきりしない場合はどう書く?

結論:断定せず、確認できた事実+確認予定を書けば成立する。

理由:判断が必要な事項を独断で確定すると、後工程の整合が崩れるため。

具体:ドラレコ確認中、写真確認中などを確認事項として分離して記載する。

相手の主張が食い違うときは?

結論:観測できた事実と未確定事項を分け、主張の断定を避ける。

理由:主張の食い違いは後で確認・整理が必要になりやすいから。

具体:相手方主張は聴取済みとして記録し、相違点は確認事項として残す。

社内用と対外用で同じ文章を使ってよい?

結論:共通部分は使えるが、対外用は説明範囲を調整する必要がある。

理由:対外向けは断定・憶測・内部事情の詳細がトラブルになりやすいため。

具体:会社規程と保険会社の指示を優先し、断定を避けた表現に整える。

まとめ & CTA(要点→次の行動)

結論:事故報告書は「時系列」「客観」「漏れなし」「断定回避」で成立する。

理由:報告書は感情ではなく、事故対応の記録として社内外で共通利用されるため。

具体:要点を4つに固定する。

  • ✅ 事実を時系列で書く
  • ✅ 主観を入れない
  • ✅ 必須項目を漏れなく埋める
  • ✅ 断定表現を避ける

🧭 次の行動:本文のテンプレ骨格に沿って下書きを作成し、提出前チェックリストで自己点検してから社内規程に従って提出する。

出典・参考情報

運送事業者向けの安全・手続き関連情報を提供する業界団体の公式サイト。
運輸・交通分野の制度や行政情報を扱う公的機関の公式サイト。
行政手続きに関する相談窓口情報を扱う公的機関ページ。
消費生活に関する情報提供と相談窓口(188)を案内する公的機関サイト。

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