【ユニック車のブーム長さ】作業能力への影響

日本の建設現場でアウトリガーを張り出して停車し、ブームを伸ばして作業準備をするクレーン付きトラック ユニック車

ユニック車を手配するとき、「ブームは何mあれば届くのか」「段数が多いほうが安心なのか」と迷う人は少なくありません。公式資料に掲載された機種例では、3段ブームで約2.8〜6.6m、4段ブームで約3.2〜8.9mの仕様があります。ただし、これはユニック車全体の標準値ではなく、機種・架装・車格・ブーム段数によって異なります。

最も重要なのは、届く距離と吊れる重量を分けて考えることです。ブームを長く伸ばすほど遠くへ届きやすくなりますが、作業半径が大きくなるほど定格総荷重は下がりやすくなります。「ブームが届く」だけでは作業可否を判断できません。

手配前は、吊り荷と玉掛け用具・吊り治具などの重量、実際の作業半径、使用するブームの状態、アウトリガー条件、吊り方向を能力表へ当てて確認します。作業半径の測り方から整理したい場合は、【ユニック車の作業半径】安全な作業距離とはもあわせて確認してください。

ブームが荷へ届いていても作業半径と能力表の確認が必要なことを示すクレーン付きトラック

著者情報・執筆方針
  • 著者:ユニック車ガイド編集部
  • 執筆方針:ブーム長さだけでなく、重量・半径・設置条件をそろえて判断できるように整理
  • 注意:作業可否は機種、取扱説明書、能力表、現場ルール、作業責任者の判断を優先

ユニック車のブーム長さは何m?まず確認したい目安

ブーム長さは機種によって異なります。次の表は、トヨタ・ダイナカーゴ2トンシリーズの2026年4月版公式特装車資料に掲載された、ユニッククレーン2.9トン吊りの架装例です。

ブーム仕様 ブーム長さ 最大作業半径 最大地上揚程 確認上の注意
3段ブーム 2.80〜6.61m 6.43m 約7.9m 最大値は同時に自由に使える数値ではありません。実際の能力は作業半径、ブーム状態、アウトリガー条件、吊り方向などで変わります。
4段ブーム 3.18〜8.91m 8.73m 約10.1m 最大作業半径付近では吊れる重量が小さくなります。他機種へ数値を流用せず、該当車両の仕様表と能力表を確認します。

この例では4段ブームのほうが長く、最大作業半径と最大地上揚程も大きくなっています。しかし、4段ブームなら常に3段ブームより重い荷を吊れるという意味ではありません。ブームの長さは到達条件の一つであり、実際の作業能力は能力表で別に確認します。

車格別の全長・全幅・全高や寸法感も比較したい場合は、【ユニック車サイズ一覧】2t・3t・4tの寸法目安をまとめて比較へ進むと整理しやすくなります。

数値を見るときの注意
  • ⚠️ 上記は特定の車両・クレーン架装の一例です。
  • ⚠️ 同じ2.9トン吊りでも、段数や型式、車両条件によって仕様と能力表が異なります。
  • ⚠️ 最大ブーム長さ、最大作業半径、最大地上揚程を同時に最大条件で使えるとは限りません。

ブーム長さ・作業半径・地上揚程の違い

障害物のため車両を荷へ寄せられず、ブームを伸ばして作業半径が大きくなっているクレーン付きトラック

ブーム長さ、作業半径、地上揚程は、それぞれ別の数値です。名称が似ているため混同しやすいものの、手配時には分けて確認する必要があります。

項目 何を表すか 確認するときの注意
ブーム長さ クレーン旋回中心付近からブーム先端方向までの長さに関係する仕様 長さだけでは水平距離や吊れる重量を判断できません。
作業半径 クレーンの旋回中心からフック、または吊り荷の鉛直線までの水平距離 能力表で定格総荷重を確認する中心的な条件です。
地上揚程 フックを地上からどの程度の高さまで上げられるかを考える数値 ブーム角度、長さ、フック位置などで変わります。

同じブーム長さでも、ブームを立てれば高さを取りやすくなり、寝かせれば水平距離を取りやすくなります。そのため、ブーム長さ8.91mの機種でも「車両から8.91m先の荷を、どの姿勢でも同じ重量で吊れる」という意味にはなりません。

さらに、車両を荷へ寄せられない、塀や足場を避ける、荷を建物の向こう側へ下ろすといった条件では、実際の作業半径が想定より大きくなります。距離が上振れすると参照する能力表の数値も変わるため、現地の停止位置を基準に測ることが重要です。

作業範囲図と能力表は何が違う?

作業範囲図は「どこまで届くか」を見る資料、能力表は「その条件でどの程度の重量を扱えるか」を見る資料です。作業範囲図だけで作業可否を決めると、「届くが吊れない」という判断ミスにつながります。

比較項目 作業範囲図 空車時定格総荷重表・能力表
主に確認すること 作業半径と高さの到達範囲 作業半径やブーム状態ごとの定格総荷重
荷重の状態 公式資料の機種例では無負荷時 公式資料の機種例では負荷時のたわみを含む実際の作業半径を使用
主な前提 ブームの長さと角度による到達の目安 アウトリガー使用、水平設置、ブーム状態、吊り方向など
注意点 たわみを含まない資料例があるため、図の境界ぎりぎりで判断しない 前方吊りやアウトリガー中間・最小張り出しでは性能が低下する資料例がある

公式資料では、作業範囲図について無負荷時の状態で、ブームやワイヤーロープのたわみを含まない旨が示されています。一方、空車時定格総荷重表は、負荷時のたわみを含む実際の作業半径を基準に読むよう注意されています。

また、空車時定格総荷重表は、アウトリガーを使用してクレーンを水平に設置した状態の性能例です。前方吊りやアウトリガーの張り出しが最大でない場合は、表に示された条件より能力が低下することがあります。詳しい読み方は、【ユニック車の性能表】読み方と注意点で整理しています。

資料を読む順番
  1. 作業範囲図で必要な距離と高さへ届く可能性を確認する
  2. 実際の作業半径を能力表へ当てる
  3. 使用ブーム、アウトリガー張り出し、吊り方向などの条件をそろえる
  4. 表の注記と取扱説明書を確認して作業可否を判断する

ブームが長いほど重い荷物を吊れるとは限らない

同じ4段ブームの機種例で作業半径3.0mでは0.98t、8.73mでは0.23tとなる比較図解

次の表は、同じ2026年4月版公式資料に掲載された4段ブームの機種例です。ユニッククレーン2.9トン吊り、後方・側方吊り、アウトリガー最大張り出し、4段ブーム使用時の空車時定格総荷重を抜粋しています。

作業半径 空車時定格総荷重
3.0m 0.98t
3.5m 0.88t
4.0m 0.78t
5.0m 0.55t
6.0m 0.43t
7.0m 0.33t
8.0m 0.28t
8.73m 0.23t

この機種例では、作業半径3.0mで0.98t、8.73mでは0.23tです。同じクレーンでも、作業半径が大きくなるほど空車時定格総荷重が小さくなることが分かります。

「2.9トン吊り」という名称は、すべての距離で2.9tを吊れるという意味ではありません。つり上げ荷重はクレーンの区分や資格確認で重要な数値ですが、実際に扱える重量はブーム長さ、傾斜角、作業半径、アウトリガー条件などによって変わります。

定格荷重と定格総荷重の注意

厚生労働省のクレーン等安全規則では、移動式クレーン等の定格荷重は、構造・材料・ブームの傾斜角や長さ等に応じて負荷できる最大荷重から、フック等のつり具重量に相当する荷重を控除した荷重として定義されています。

一方、今回のメーカー資料例では「空車時定格総荷重」にフック重量30kgを含むと記載されています。表の見出しと注記を確認せず、フック重量を重複して加算したり、定格荷重と定格総荷重を同じ意味で扱ったりしないでください。吊り荷、玉掛け用具、吊り治具等をどのように比較するかは、対象機種の取扱説明書・能力表・メーカー説明に従います。

能力表の数値、定格荷重、定格総荷重の関係をさらに確認する場合は、【ユニック車の能力表】定格荷重との違いを整理を参照してください。

3段・4段・5段・6段ブームの違い

ブームの段数は、伸縮するブーム構成の違いを表します。段数が増えるほど長いブームを設定しやすく、到達距離や姿勢の選択肢が増える傾向があります。ただし、段数が多いだけで吊り上げ能力が高くなるわけではありません。

段数 考え方 確認ポイント
3段 今回の公式機種例では2.80〜6.61m 必要な半径・高さへ届くか、該当する能力表で重量を満たすか
4段 今回の公式機種例では3.18〜8.91m 長い半径では定格総荷重が下がるため、最大長だけで選ばない
5段・6段 到達の選択肢が増えやすいが、長さは型式により大きく異なる 共通の長さを決めつけず、対象機種の仕様表と能力表を確認する

多段ブームでは、どのブームまで伸ばしているかによって参照する能力表の行が変わることがあります。資料によっては、次のブームを少しでも伸ばした場合、そのブーム条件の定格総荷重を適用するよう示されています。

そのため、「あと少しだけ伸ばすから同じ能力でよい」と判断するのは避けます。伸ばし切りを前提にすると、停止位置がずれたときや障害物を避ける必要が生じたときに、計画の余裕がなくなりやすいためです。

2t・3t・4t・6tでブーム長さの考え方は変わる?

2t、3t、4t、6tなどは主に車両側の車格を考える区分で、3段、4段、5段、6段はクレーン側のブーム仕様です。両者は別の軸なので、車格が大きければ必ずブームも長いとは限りません。

同じ車格でも、クレーン型式、ブーム段数、荷台、架装条件、最大積載量などが異なります。また、同じ2.9トン吊りでも、ブーム状態と作業半径によって能力表の数値は変わります。

車格別記事で確認できること

車格を選び直すときは、ブーム長さだけでなく、進入できるか、停車できるか、アウトリガーを張れるか、必要重量を吊れるかを分けて確認します。1t〜10tまでの選び方は、【ユニック車は何トン?】1t〜10tのトン数目安と選び方で確認できます。

4tクラスの数値を能力表で詳しく追いたい場合は、【4tユニック車の性能表】確認すべき数値も参考になります。

ブーム長さと能力表を合わせる確認手順

アウトリガーを張り出したクレーン付きトラックのそばで作業条件と作業範囲を確認している現場

ブーム長さを決める前に、重量、距離、設置条件を順番にそろえます。確認の途中で条件が合わないと分かった場合は、ブームを伸ばすだけで解決しようとせず、停止位置や車格、機種を見直します。

作業可否を確認する10の手順
  1. 吊り荷の重量を確認する
  2. 玉掛け用具、吊り治具、付属物等の重量を確認する
  3. 実際に車両を止められる位置を確認する
  4. クレーン旋回中心から吊り位置までの作業半径を確認する
  5. 障害物回避や荷下ろし位置の変更による上振れを確認する
  6. 必要なブーム状態と地上揚程を確認する
  7. アウトリガーの張り出し条件と地盤を確認する
  8. 該当する能力表の行・列へ条件を当てる
  9. 前方吊り、側方吊り、張り出し制限等の注記を確認する
  10. 条件が合わない場合は、停止位置変更、上位車格、別機種、別工法、専門業者への相談を検討する

余裕の取り方を一律の距離や割合で決めることはできません。「作業半径へ常に0.5m足す」「能力の80%以下ならよい」といった独自ルールではなく、メーカー資料、社内基準、現場ルール、作業責任者の判断を優先してください。

判断 状態の目安 次の対応
作業可能と判断できる条件 重量、半径、ブーム状態、張り出し、吊り方向等が該当資料の条件内にある 当日の地盤、水平、周囲、合図体制も確認する
条件付き 停止位置や張り出し条件が変わると、能力表の区分が変わる可能性がある 条件を固定できるか確認し、固定できない場合は別案を検討する
難しい 必要重量が能力表を上回る、届かない、設置条件を確保できない 停止位置、機種、車格、工法、作業体制を変更する

ブーム長さだけで判断できない現場条件

仕様表上のブーム長さが足りていても、現場で車両を設置できなければ作業はできません。特に、進入路、停車位置、アウトリガー、上空障害、地盤、荷下ろし位置は、作業半径と姿勢を変える要因になります。

現場条件 確認する内容 ブーム長さへの影響
進入路・道路幅 車両が入れるか、曲がれるか、停車できるか 寄せられないと作業半径が増えます。
アウトリガー 必要な幅、敷板、障害物、段差 張り出し条件が変わると能力表の適用条件も変わります。
地盤・水平 沈下、傾斜、埋設物、路肩、側溝 安全に設置できない場合は、到達できても作業できません。
上空障害 電線、屋根、看板、足場、樹木 回避姿勢によって必要半径や地上揚程が変わります。
荷下ろし位置 手前か奥か、障害物を越えるか 荷を越えて向こう側へ下ろす場合は、距離と高さの両方が必要です。
ワイヤー長さ 必要な巻下げ距離、フックの到達位置 ブームが届いても、必要位置までフックを下ろせない場合があります。

高さ制限や上空障害の確認は、【ユニック車の高さ】作業前に確認すべき目安で詳しく整理しています。フックを下ろす距離や巻下げ条件は、【ユニック車ワイヤー長さ】選び方の目安を確認してください。

アウトリガーの条件は能力表と安定性の前提になります。張り出し寸法や設置方法は、【アウトリガー張り出し】寸法の目安と設置ミスを防ぐコツ、作業時に必要な横幅は【アウトリガーの幅】設置スペースの考え方で確認できます。

手配時に伝える情報とブームが足りない場合の対応

レンタル会社、販売店、運送会社、クレーン事業者へ相談するときは、「ブームは9m必要です」と長さだけを伝えないようにします。重量、半径、高さ、設置条件をまとめて伝えると、対象機種の能力表へ当てやすくなります。

相談時にそろえる情報
  • 吊り荷の名称、実重量、寸法
  • 玉掛け用具、吊り治具、付属物等を含む条件
  • 吊り位置と荷下ろし位置
  • 車両停止候補位置と作業半径
  • 必要な高さ、巻下げ距離
  • アウトリガーを張れる幅
  • 地盤、段差、路肩、側溝の状況
  • 電線、屋根、看板、足場、樹木等の障害物
  • 現場写真と寸法入りの簡易図
  • 希望車格だけでなく、条件に合う機種を確認したい旨

ブーム長さや能力が足りない場合は、次の順番で代替案を検討します。

  1. 車両を安全に荷へ近づけられないか、停止位置を見直す
  2. 荷下ろし位置や作業順序を変更できないか確認する
  3. より長いブーム、異なる能力表を持つ別機種を検討する
  4. 上位車格へ変更する
  5. 別工法や専門業者への依頼を検討する
  6. 安全条件を満たせない場合は作業を中止する

ブーム長さだけを増やしても、作業半径が大きくなれば必要重量を満たせないことがあります。車格変更では「入れる・停める・張れる・吊れる」を再確認してください。

安全・法規・資格に関する注意

能力表の数値を満たしていても、地盤、水平、周囲の障害、立入管理、合図体制、資格などの条件がそろわなければ作業できません。能力表は作業可否を考える重要な資料ですが、安全条件のすべてを保証するものではありません。

作業前に確認する安全条件
  • ⚠️ アウトリガーを取扱説明書で定められた方法で設置できるか
  • ⚠️ 地盤の沈下、傾斜、路肩、側溝、埋設物等に問題がないか
  • ⚠️ 電線、建物、足場、樹木等との離隔を確保できるか
  • ⚠️ 合図者、玉掛け担当者、操作担当者の役割が明確か
  • ⚠️ 吊り荷の下や旋回範囲へ人が入らないよう管理できるか
  • ⚠️ 作業内容に応じた資格・教育・現場ルールを満たしているか

アウトリガーの片側張り出しや不完全な張り出し、タイヤを浮かせるかどうかなどは、機種と取扱説明書によって扱いが異なります。現場判断だけで一律に決めず、メーカー資料、社内基準、作業責任者の指示に従ってください。

安全装置が付いていても、能力表を超える作業や条件外の使用をしてよいわけではありません。条件が不明な場合は、メーカー、販売店、レンタル会社、整備事業者、クレーン事業者等へ確認します。

FAQ

ユニック車のブーム長さは何mくらいですか?

機種により異なります。2026年4月版の公式資料に掲載された機種例では、3段ブームが2.80〜6.61m、4段ブームが3.18〜8.91mです。ユニック車全体の標準値ではないため、対象車両の仕様表を確認してください。

ブームが長いほど重い荷物を吊れますか?

長いほど遠くへ届きやすくなりますが、重い荷物を吊れるとは限りません。作業半径が大きくなるほど定格総荷重は下がりやすいため、使用ブーム、作業半径、アウトリガー条件等を能力表へ当てて確認します。

3段・4段・5段・6段ブームの違いは何ですか?

段数が増えるほど、到達距離や姿勢の選択肢が増える傾向があります。ただし、段数が多いだけで吊り上げ能力が高くなるわけではありません。5段・6段を含め、長さと能力は型式ごとの仕様表・能力表で確認します。

ブーム長さと作業半径は何が違いますか?

ブーム長さは伸縮ブーム自体の長さに関係する仕様で、作業半径はクレーン旋回中心からフックまたは吊り荷の鉛直線までの水平距離です。ブーム角度が変わるため、両者は同じ数値にはなりません。

作業範囲図で届けば作業できますか?

届くことだけでは判断できません。作業範囲図は無負荷時の到達範囲を示す資料例があり、実際の重量は能力表で確認します。負荷時のたわみ、吊り方向、アウトリガー条件等も確認してください。

能力表ではどの数値を確認しますか?

実際の作業半径、使用しているブームの状態、アウトリガー張り出し、前方・側方・後方などの吊り方向に合う定格総荷重を確認します。フック重量を含むかどうかなど、表の注記も必要です。

ブームが足りない場合はどうすればよいですか?

停止位置や荷下ろし位置を見直し、それでも届かない、または必要重量を満たさない場合は、別機種、上位車格、別工法、専門業者への依頼を検討します。設置条件を満たせない場合は作業を中止します。

レンタルや手配時にブーム長さ以外の何を伝えますか?

荷の実重量と寸法、玉掛け用具・吊り治具等の条件、停止位置、作業半径、必要な高さ、荷下ろし位置、アウトリガーを張れる幅、地盤、上空障害物、現場写真、寸法入り簡易図を伝えます。

まとめ

ユニック車のブーム長さは、届く範囲を考える重要な仕様ですが、作業能力そのものを示す数値ではありません。公式資料の機種例では、3段ブームが2.80〜6.61m、4段ブームが3.18〜8.91mですが、最終的な作業可否は作業半径、使用ブーム、アウトリガー条件、吊り方向等を能力表へ当てて確認します。

手配前の要点
  • ✅ ブーム長さ、作業半径、地上揚程を分けて確認する
  • ✅ 「2.9トン吊り」が全作業半径で2.9tを吊れる意味ではないと理解する
  • ✅ 作業範囲図だけでなく、能力表と注記を確認する
  • ✅ 吊り荷と吊具等の重量、停止位置、アウトリガー、吊り方向をそろえる
  • ✅ 条件が合わない場合は、停止位置、機種、車格、工法を見直す

車格と寸法を比較し直す場合は、【ユニック車サイズ一覧】2t・3t・4tの寸法目安をまとめて比較へ戻り、候補車格から確認してください。

出典・参考情報

出典・資料 記事内で確認した内容
トヨタ ダイナカーゴ2トンシリーズ|クレーン付トラック主要諸元表 ユニッククレーン2.9トン吊りの3段・4段ブーム諸元、ブーム長さ、最大作業半径、最大地上揚程、空車時定格総荷重表、作業範囲図とたわみの注意、前方吊り、アウトリガー条件、フック重量30kgを含む注記
厚生労働省|クレーン等安全規則 移動式クレーン、つり上げ荷重、定格荷重、ブームの傾斜角・長さ、つり具重量に関する定義
古河ユニック株式会社 公式サイト ユニッククレーンの製品、仕様、取扱資料を確認する入口
株式会社タダノ 公式サイト カーゴクレーンの製品、仕様、能力表等を確認する入口
中央労働災害防止協会 現場の安全衛生、作業体制、安全教育に関する確認先

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